■ 2015年3月 ブログ

Airレジがやってきた

 Airレジの『スターターパック無料キャンペーン 第5弾』に当選し、今日、自宅に右の画像のセットが送られてきました。これまでタブレッロ端末は使っていたのですが、iPadではなかったので、設定から戸惑いながらも、なんとかセットアップ完了です。

 商品データはあらかじめ60件ほど入力済みだったので、テスト操作も順調に進んで、レートと領収証の印刷もバッチシ!本番までに残りのデータを入れるだけになりました。

 それにしても、デジタル機器の接続は「Bluetooth」が主流になって、パソコンや携帯電話、周辺機器などをケーブルを使わずに、ワイヤレスで接続でき、機器間で音声やデータをやりとりすることができるんですね。従来の赤外線通信による通信可能距離が最大1m程度なのに対して、「Bluetooth」は機器間の距離が10m以内であれば、壁などの障害物があっても通信が可能なんだとか、便利な時代になりました。おじさんは慣れるまで苦労しますが、痴呆にならないような訓練だと思って頑張ります!

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桜をチョット楽しむ

 多治見のスーパーへ苺を買いに出かけました。苺が1パック170円と安いこの時期に、苺ソースをまとめて作ってしまおうという訳です。煮沸消毒したビン詰めにすれば、しばらく楽しめますからネ。

 スーパーの帰り道に、虎渓山に立ち寄って桜の開花状況を確認に。父親が元気な時には家族そろってよく出かけたものですが、最近では、土岐川の桜並木を眺めるだけになってしまいました。虎渓公園で三分咲きの桜を見たついでに、名物の豆腐田楽を購入し、花より団子の母親への手土産に。家にに着くころには冷めてしまって、「あったかいんだから~」とはいかなくなりますが、花見気分をチョットだけ届けました。

 4月11日には、土岐手話サークル竹の子のお花見会の予定です。はたして、それまで桜の花が咲いているのかと少々不安ではありますが、目的が「食べる」「飲む」「おしゃべり」なので、桜の花はどうでもよいのかもしれません。毎回手作りしてくれる五平餅が楽しみ!楽しみ!

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人生は冒険旅行か?

 朝ドラの「マッサン」が終了しました。最終週のタイトルは「人生は冒険旅行」で、このドラマの全体を通して、マッサンとエリーの冒険旅行のような人生を表しています。

 実際の人生はと言うと、いつも同じことの繰り返しの日常が続き、冒険旅行とは程遠い生活なのですが、その日常生活の中での出会いや、移りゆく景色の中で発見や変化に気づき、普段と違う一歩を踏み出すこともあります。それを冒険旅行というには憚れますが、現実には劇的な変化など無いものなのです。

 私は早期退職をして珈琲屋を始める訳ですが、これを冒険旅行かと言えば、答えは「ノー」です。誰も行ったこともない事に挑戦するのではなく、独立開業本が書店に沢山並び、開業セミナーが各地で開催されている状況では、「挑戦」ではあっても、「冒険」ではないのです。確かにリスクは高いのですが、そのリスクを最大限に抑えようともしているわけですから。

 冒険というより、日々の出来事にきちんと向き合って、一日一日を大切にして生きていくことの方が、冒険以上に難しくなっているのが現実かもしれません。自分に都合の良い事ばかりしか目を向けず、困難から避けて通ることばかり考えて、答えを自分の中に探すのではなく、他人を非難することでしか見出せない時代なのだから。その中で、自分に与えられた人生を有意義に過ごす方法が「新たな挑戦」ということになっただけです。そんな事を考えならが、妻と一緒に朝ドラの「マッサン」の最終回を見ていました。

 冒険繋がりというい訳で、久しぶりにTUTAYAでDVDを借りてきました。ドイツ映画『コーヒーをめぐる冒険』です。ストーリーは主人公ニコがコーヒーを飲みそこねた朝から始まります。2年前に大学をやめてから、ベルリンでただ“考える”日々を送っているニコ。恋人の部屋でコーヒーを飲みそこねた朝、ツイてない1日が幕を開けます。車の免許が停止になり、アパートの上階に住むオヤジに絡まれ、気分直しに親友マッツェと出掛けることに。さらに街に出ると、ダイエットに成功し別人となった元同級生のエリカ、クサい芝居の売れっ子俳優など、クセのある人たちが次々と現れ、生きる目標を見失っているニコに少し揺さぶりをかけてきます。

 ちょっと奇妙な出来事を通り抜けたことで、喜び、傷つき、戸惑いながらも、次の道へと続く扉が、ぼんやりと見えてくる。誰にでも身に覚えのある、何をすれば良いのか分からない不安な時期と、そこから抜け出した思われた時に、何度も飲み損ねたコーヒーをやっと飲む最後のシーンを見て、自分もコーヒーが飲みたくなったと感じた人も多くはないだろうと思いました。

 けっしてハッピーエンドではなく、何かが始まったわけでもない、でも又新しい一日が始まる毎日、そこにコーヒーがある。コーヒーだから似合うのかもしれません。コーヒーに関わる仕事をしようとしている自分の励みにもなります。

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よりみち温泉へよりみち

 先日の寒波が嘘のような青空が広がってポカポカ陽気です。今日は、土岐南多治見インターチェンジ隣接地の複合商業施設「テラスゲート土岐」内にある、温浴施設『よりみち温泉』がプレオープンしたので、母親を連れ出して出かけてきました。

 温泉のみの入浴料は、平日760円、土日900円とちょっと高めの設定ながら、新しい施設で気持ち良いことと、ミストや炭酸泉などの種類の豊富さ、露天風呂から御嶽山や駅前周辺が望めるなど、眺望の良さを考えると満足できる価格なのかもしれません。ただ、入浴後に横になれる場所が無いのが残念かな。椅子もいいけどゴロンとしたいね。

 連れて行った母親も満足していたようですが、こうして親孝行できるのもいつまでなのかと、ふと考えてしまいます。毎週の病院への送り迎えに買い物、時にはこうした施設へ連れ出すのも、まだ多少歩けるからできるのですが、以前よりも歩幅が狭くなり、百メートルも続けて歩けなくなっている姿を見ると、寂しくなりますね。

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メニューブック

 昨年の11月にメニュー表の案を作っていましたが、今回は最終工程です。価格設定と品ぞろえを決めるのですが、最後まで迷ってしまいました。その原因は、「やりたいことと、できることは違う」ってことに尽きます。 

 当面は全て一人で接客を行うことを前提にしているので、どこまで絞って行うのか?お客様の期待を裏切ってしまうのでは?他店では当然のメニューが載せられない。でも、この店らしいメニューも載せたい。そんな葛藤を長い間行ってきました。

 ここ数カ月の間にも、多くの自家焙煎店を巡ってきました。その中で「最初から無理してはダメ!」とアドバイスをいただいた店主の方もいました。メニューを増やすのはいいけど、減らしたらイメージダウンになるので、「これも増えました!あれも始めました!」というプラスのイメージなるような展開が望ましいことも分かっているものの、メニューブックという形にすると、ついついカッコつけちゃうんですね。そんな訳で、「あれもない、これもない」ところからスタートしようと思います。

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Airレジ当選

 2月1日に応募したAirレジの『スターターパック無料キャンペーン 第5弾』の当選メールが届きました。これで開業時からAirレジが使用可能になります。

 スターターパックには、 iPad Air、iPad Airスタンド、レシートプリンタ、キャッシュドロアがついえおり、使用し続ければ、ずっと無料な訳なんで、これだけでも10万円以上が節約できるうえに、便利な機能が活用可能なのだから嬉しい限りです。4月上旬には送られてくるそうだから、セットアップが楽しみ楽しみ!

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春になれば(2)

 春~になれば♪ってもう春のポカポカ陽気です。朝はウグイスの声で目覚め、庭には梅とスイセンの花が咲き、開店が迫ってくる焦りと不安で緊張気味な気持ちも緩むというものです。

 前日には、工務店の担当者と打ち合わせを行い、着々と進んでいく工事の状況を確かめて、家具や厨房器具の段取りを相談しました。図面では気付かなかった細かな部分が気になったり、分かっていたつもりでも先延ばしになっていたことが表面化します。こうした緊張感も、休日で家族と過ごすと春を楽む気分になりのが不思議です。やっぱり家族はいいもんです。

 今日は彼岸の中日ということもあり、妻と娘の三人でお墓参りをしました。既に多くの所がお墓参りを済ませていたようですが、お寺の駐車場には次々と車が入っていきます。いつものように、草取りを行い、ご先祖様にご挨拶を行って清々しい気分です。帰り際に「つくし」を見つけ、娘と二人で春を摘み取り、今年も卵とじにして味わいました。明日が妻の実家のお墓参りです。

 特別なことではなくて、当たり前の生活がどんなに素晴らしく、幸せなことかを感じられる今に感謝しています。

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春になれば

 春~になれば♪♪じゃなく、今日は20度を超える春になってしまいました。そんな天気の中でインター付近を走っていると、左の看板が目に入ります。

 これは、中日本高速道路株式会社とNEXCO中日本開発株式会社が、東海環状自動車道の土岐南多治見インターチェンジ(IC)の隣接地で複合商業施設の『テラスゲート土岐』を2015年春にオープンするからです。テラスゲート土岐は、「高速道路沿線自治体と連携した地域開発」という開発コンセプトで、ICの隣接地で土岐市と連携した複合商業施設です。地域連携施設『まちゆい』、温浴施設『よりみち温泉』、地域密着型ショッピングセンターで構成されています。車で10分以内の所に便利な施設が出来、嬉しいような、増々街が淋しくなるような複雑な思いがします。

 そんな淋しくなる街に、新たに珈琲屋をオープンさせる訳ですから、少しは盛り上がるようなお店にしたいものです。たった一人の力では微々たるものでしょうが、「こんな店が下石にもあるんだ~!?」って言われるようになりたいものです。個性的な店にしようにも、私自身がこれといって個性的でもないですから、難しいかもしれませんが。(脱サラして冒険するんだから変わっているかな?)

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保健所への申請

 昨日、保健所へ食品営業許可申請に行ってきました。これまで複数回事前相談に行っていたので、書類チェックはスムーズに進み一安心です。後は厨房設備がきちんと設置出来て、事前審査を受けるまでの約40日間、順調に工事が進むことを願うばかりです。

 保健所の帰りに、事前審査の際に立ち会っていただく食品衛生指導員(地元の食堂の店主)の所へ挨拶にいきました。あらかじめ保健所から連絡が入っていたので、「まめ蔵さんですね。」と声を掛けてもらえたので、要件が直ぐ伝わり助かります。今後お世話になりそうです。

 保健所へ事前相談に行った時には、いつも職員さんが暇そうにしていましたが、今回は、2名に方が事前相談に来られて忙しそうに対応されていたので、遠慮がちに眺めていたら、若い職員さんが対応してくれました。時期的に開業する方が多いのかな?などど思いながら見てみると、二人とも50~60代の女性です。やはり女性の方が活躍する時代になったんでしょうか?負けられませんね。

 ところで、今日はホワイトデーです。いつもの手作りケーキを渡そうと思っていましたが、「そりゃ買わなきゃ!」って催促されて、デパートで購入して女性陣に渡しました。さっそく開封してお互いに見比べる姿を見ると、「この習慣はどうよ?」って思うのは私だけでしょうか? 

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店舗の姿が現れました

 足場が取り外されて店舗の姿が現れました。中の方はと言うと、壁と天井のクロス、床張り、水道設備の設置、電気設備の設置が残っています。同時に家具や厨房設備の発注も行って、設置も行う必要があります。まだまだやるべきことがいっぱいです。

 考えてみれば、家を一軒建てるようなものなので、中に入れる細々したものは一般家庭とあまり変わりがありません。その上で、商売に必要なものを準備しなければならず、リスト化して分かっていたものの、「あれもだ、これもだ」と気になることが出てきます。でも、いいアイデアが浮かぶこともあるので、良い刺激になります。

 店舗が少しずつ具体的な形になると、町内のうわさも入ってきます。「なんか高級そうで入りづらい」「いったい何屋さん?」などなど、高級そうっていうのは、設計者や工務店さんにとっては悪い話ではないですね。いいもの作ったという証しでもある訳ですから。私は喫茶店とは異なり、自家焙煎店として差別化できるので歓迎しています。入りづらいとかいうのも、実際に価格や内容が口コミで広がれば認知されるので、喫茶店=モーニングという先入観がなくなれば、コーヒーを楽しむ場としての役割が果たせるのではないかと思っています。

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私の「3.11」

 2011年3月11日(金)14時46分、会社で仕事中、何だか船に乗っているような長い周期の横揺れが長く続いたのを感じた。直感的に遠方で大規模な地震が起きたと思い、休憩室のテレビを付けると、東北地方で巨大地震が発生していることが分かった。

 次女が青森県十和田市で大学生活を送っているので、急いで携帯に電話すると「今、大学にいる。大丈夫!」との確認が取れたが、同時に余震で悲鳴をあげる周りの声が聞こえた。妻にメールで娘の無事を連絡した後、それ以降は次女との連絡が取れなくなってしまった。テレビでは津波の様子が流れ、迫りくる津波と近くを走る車の映像を見て、思わず「早く逃げろ!」と叫んでしまう。現実に起きていることが受け入れられずにいる自分がいた。

 次女と連絡ができたのは二日後だった。公衆電話から無事を知らせる連絡と、余震が怖いので友人のところで居候しているという報告だった。公衆電話に長蛇の列があるので手短な内容だったが、家族としては安心できる朗報だった。震源地に近い場所だったら、どれほど心配しただろうか。

 テレビでは連日被災地の救助の映像が映し出され、被害にあった死亡者の数が日々増えていく様子だった。私はマスコミの情報以外に、ある看護師のブログも見ていた。それは、彼女が勤務する東京の病院で災害対策支援医療チームが発足され、救命センター勤務の彼女が被災地で見たものや感じたこと、どうにもならないことを、ブログを通じて伝えていたからだった。

 災害で何が起きているのか、被災者の叫びにならない嗚咽のような生の声がブログを通じて伝わった。自分も何かをしたい、何かしなければという思いと裏腹に、自由に動けないこと、寄付行為ぐらいしかできない空しさも感じた中、この年が結婚25周年という記念日で、妻から「東北へ旅行に行こう」という提案を受け、

秋に仙台経由で岩手に行くことにした。

 仙台空港の上空からは、津波で押し流され建物の基礎だけが見える土地と、水浸しの平野が続き、空港の周りには潰れた自動車が積み上げられたままの姿で沿道に並んでいた。レンタカーは車不足で北海道から移送したそうで、札幌ナンバーばかだ。岩手の沿岸部は道路が寸断されているので、内陸部の平泉、花巻、盛岡方面に向かい旅行を続ける。東北の地へ訪れることで、この震災の記憶を焼き付け、少しでも復興になればというささやかな願いを込めるしかできなかったのだ。

 その年の11月に妻が病気で2か月半入院した。そんな事もあって、命や絆について考える時間も多く、妻ともこれまで以上に話題にしていた。自分に与えられた命をどのように使うのか、限られた人生を充実したものにするため、ちょっと早めの第二の人生をスタートさせるきっかけとなった「3.11」だったのでした。

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保健所への申請のため

 工事の進み具合から、保健所の検査を受けられるのが4月中旬ごろとなるので、ぼちぼち申請を出さなければと、再度申請書の確認作業を行いました。

 保健所へ提出するのは、営業許可申請書に付随する書類の合計5枚です。あらかじめ保健所に訪問して事前相談を行っているので、書き方や要点は把握しているので、なんとか書けそうです。もうひとつあるのが、食品衛生協会の加入の有無についてです。事前相談時に「みなさん加入されます」(セールストークみたい)と言われたのですが、任意加入のものであることから、知人の喫茶店店主に相談して決めようと思っています。

 そんな事をしながらも、ショップカード、メンバーズカード、名刺、店のゴム印等の発注を行いながら、細々とした準備を行いました。そうそう、消火器も購入したんです。宿題の期日が迫った感じに似ています。

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ドアが付きました

入口のドアが付きました。同時に、店舗内の腰板や棚、カウンターテーブル等も塗装され、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

そして、ドアの取っ手にはコーヒー豆の形をした鉄製のノブがしっかりありますよ!イメージどうりで嬉しくなります。

 建設現場に足繁く通って職人さんたちの仕事ぶりを見ているのですが、昔と比べて分業化されているため、多くの人によって造られていることが分かります。そのため、より専門分野に特化していることで、仕事に対するプライドや誇りも感じられました。中には、「近くにの現場の時には覗くよ」と社交辞令であっても、そうやって言ってもらえると嬉しいですね。

 工事の方は、外壁作業が雨どいを残すだけとなり、それが終われば足場が無くなり、店舗の姿が見えることになります。街の人にどんな反応があるのか楽しみです。

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梅に鴬

 家の庭の紅梅が咲き始めたこの頃、今朝は鶯が「ホーホケキョ!」と鳴きき始めました。例年ならば、2月中に鳴き始めて「ホーホケ・・ホケホケキョ!」と未だ上手く鳴けない所からスタートし、徐々に上手くなっていく鳴き声を毎朝聞いていたのですが、今年はどうしたことか、いきなり上手な鳴き声を聞きました。春を告げる「梅と鶯」とはよく言ったものです。今日はポカポカ陽気でついつい出かけたくなる季節になりましたね。ぐずついた天気が続いていたので、久しぶりにすがすがしい気分です。

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準備色々

 備品の確認作業をしながら搬入可能な日を想定し、今は何を発注すべきなのか優先順位をつけて段取りを考えているのですが、思うように進められません。そこが、未経験者の弱みでもあり、冒険心をくすぐる部分でもあるのですが、あと開店まで数カ月となると緊張感があります。何をやっても色々とトラブルや思うようにいかない事のほうが多いと思うので、ポジティブに考えるようにしています。

 今日も、12月に申し込んでいた電話とインターネットの業者より、書類不足で回線がつながるのが遅くなりかもという連絡がありました。おいおい、早めに準備しようと12月に申込み手続きを行い、店舗の図面と工務店の連絡先を伝えていたのですが、今になって「ちょっと〇〇の手続きで~」って言われても!

 営業と電話対応者、営業所の係と連携の無いことに諦めながらも、手続きを済ませながら、サラリーマン時代を思い出して、妙に懐かしい感じがしました。お客様との信頼を得るタイミングは、トラブルがあった時にこそチャンスだと思っていたので、今回のような対応を経験しながら、今後の自分への教訓にしたいと思うのでした。

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店舗工事の様子

 店舗の工事の方は外壁のタイル工事がほぼ終了し、外観だけは完成イラストに近い状態になりました。来週には入口ドアが付く予定です。

 内装の方は大工工事も残りわずかとなり、キッチンの一部と仕切り壁の設置程度となりました。これが終わると、塗装とクロス張りの後に床工事という事でしょうか。こうなると各種機材の発注が必要です。個別製造する焙煎機は製造までに時間がかかるので、昨日に仕様書の確認と最終見積もりを取って発注しました。今後は、工事の進み具合を見ながら家具と厨房機器の発注を行うことになります。

 日に日に工事が進んでいくと、やるべきことが山済みのように思えてきて焦ってきます。やっとスタートラインに着けるという喜びと、責任の重さを痛感しながら、気持ちに余裕を持って取り組みたいものです。

 今日は、足腰の弱った母親を連れ出して、店舗の様子を見せに行きました。私以上に心配しているであろう母親が、どんな気持ちで見た事でしょうか?

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ブビンガのカウンターテーブル

 店舗の外装はタイル張りが始まり、内装は腰板とカウンターテーブルを作っている所です。カウンターテーブルの材料は、アフリカのカメルーンを中心に採れるブビンガという材木だそうで、原生林の中に20mを超える巨木なんだとか。

 原産地のカメルーンは、アフリカのコーヒー産地でもあり、アフリカ全体の5%の生産量しかありませんので、日本に輸入されている量は僅かしかありません。ドイツの植民地時代にコーヒー栽培が始まり、その後フランスに統治されていたこともあり、コーヒーの輸出先はほとんどがヨーロッパになります。コーヒー豆は、ロブスタが80%、アラビカが20%ということですが、最近では質の良いアラビカが注目され、日本への輸出量が増えるかもしれません。

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