■ 2016年5月 ブログ

カゲロウ

 先日、閉店後にお店を出る際、店舗の壁に止まっていたカゲロウを見つけました。初夏から秋にかけて成虫になるカゲロウを見て、もう夏になるんだと改めて季節を感じながら帰ってきました。

 カゲロウの幼虫は水性昆虫として綺麗な川に住んでおり、店舗の近くに流れている下石川が比較的綺麗だということで、子供の頃から川遊びをしていた私としては嬉しいことです。フライフィッシングの疑似餌のモデルに利用されており、釣りに興味のある方には別の楽しみもあるのでしょうが、若い頃に何度も釣りに挑戦しても全く釣れなかった経験から、釣りに対して興味が薄くなった私には、季節感のある昆虫といった程度になってしまいました。

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煙突掃除

 先週は喉の調子が悪く、市販薬を服用していたためか、睡魔が襲って早寝が続き、ブログ(営業記録)が書けないでいました。そんな中、ずっと気になっていたのが煙突掃除です。定休日の今日は、営業開始から煙突に溜まった1年分のススを掃除することにしました。

 定休日の過ごし方のほとんどが、午前中にお店に出かけ、不足したデザートやクッキーを焼きながらの焙煎となります。今回も、前日に完売したガトーショコラとプリンを作り、胡桃とシナモンのビスコッティを焼いた後、コーヒー豆を2種類焙煎しました。そして、やっと気になっていた煙突掃除に取り掛かります。

 コーヒー豆を焙煎する際に発生するものには、豆を包んでいる薄皮(シルバースキン)が熱と膨張で剥がれるチャフと呼ばれるゴミと、水蒸気と煙に混じって外気に出ていくススです。チャフはサイクロンと呼ばれる集塵装置で毎回掃除をしていますが、煙突にへばりついたススは焙煎機本体から煙突を外し、ワイヤーブラシを金属製の棒に付けて掻き出すことになり、結構面倒な作業となって敬遠していたのです。今のところ排気もスムーズにできているので、先延ばししていたというのが本音なのですが。

 煙突を焙煎機本体から外して内部を見ると、内径100mmの内側に15mm程度のススが付着しています。意外に甘い香りがして綿菓子みたいな雰囲気がします。見るからに大量のススのようなのですが、金属棒を3mまで延ばして最上部近くまで掃除したのですが、圧縮されて落ちてくる量はごく少量!ビニール袋に集めたススを押しつぶすと、ホント!綿菓子みたいにちっちゃくなてしまいます。

 これからも長く付き合うことになる焙煎機ですから、今後はもうちょっとこまめに煙突掃除をしようと思ったのでした。

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私の松屋式の原点、西尾市まで。

 お店を始めようと思った数年前、コーヒーに関する様々なことに興味を持ち、色んな場所へ直接出かけました。「先ず自分の目で確かめる!」というのが迷った時の行動指針にしているので、抽出方法に関しても、サイフォン、エスプレッソ、ペーパドリップと取り扱っている専門の場所を探し、東京や大阪、横浜、名古屋と疑問に思えば出かけたものです。

 そうした経験から、お店で行う抽出方法をペーパードリップに決め、松屋式という方法で行うことを決めたのですが、そのきっかけとなったのが愛知県西尾市にある「フレーバーコーヒー」でした。このお店は自家焙煎コーヒーの専門店で小売りと卸を行っている所、店内でも一応飲むことができますが、一見すると作業場のようで珈琲屋さんには見えません。

 この西尾市の珈琲屋さんに興味を持ったのは、動画配信のユーストリームを定期的に行い、蓄積された動画がYutubeで見ることができたからです。コーヒーをこよなく愛していることがホームページにも表れており、

「ぼくの仕事はコーヒーを売ることです。だけどそれだけではありません。」
「コーヒーの焙煎や抽出を教えることも仕事だし・・
 コーヒーを研究することも仕事です
 コーヒーを世間に広めることも仕事だし・・・
 コーヒーに関するうそをただすのも仕事だと思っています
 とにかく・・・コーヒーが好きなんです」

という言葉通り、一度お店を訪問すれば店主の魅了にはまってしまう人柄でした。

 そのホームページに掲載されている松屋式の抽出方法を見て、現在お店での抽出方法を決めた原点のような場所が「フレーバーコーヒー」なのです。ただ、直接指導を仰いだ訳ではないので、相手方は全く知らないのですがネ。実は、そのお店に昨日、一年振りに訪問してきました。開店から1年が経過したこともあり、初心に帰るつもりで、店主のコーヒーに対する情熱を感じるのが目的でした。楽しいひと時を過ごしながら、美味しいコーヒーを飲ませていただきました。

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潮干狩り日和

 昨日は妻と次女が仲良く、愛知県西尾市の一色さかな広場西海岸で干狩りに出かけてきました。今年は例年に比べて潮干狩りが楽しめる海岸が減ってしまったようで、アサリの収穫は期待していませんでしたが、意外にもクーラーボックスに沢山詰め込んで帰ってきました。妻は20数年ぶりの潮干狩りに肩が痛いとぼやいていたものの、結構楽しい時間を過ごしてきたようで満足げな顔をしていました。まるで大人二人が子供みたいです。

 採ったアサリは早速ご近所や親せきに御裾分けし、残った物を一晩砂抜きしておき、今朝はアサリの味噌汁でいただきました。中身は少々小さいのですが量が多いので食べごたえがあります。あ~美味しかった。妻と娘に感謝!感謝!

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同年の集い

 今日は夕方から地元同年会の集まりがあり、お店の方は午後4時で閉店とさせていただきました。その後、片付けと不足したコーヒー豆を焙煎し、集合時間に間に合うよう着替えて出かけます。

 一年に一度の集まりなので、日頃会えない友人の顔を見ることができる貴重な時間です。今回の宴会場所は、瑞浪市陶町にある「日本料理 きん魚」。最近マスコミにも取り上げられるほどの人気店で、今でもランチの予約は7月まで埋まっている、女性受けするお店なんだとか。普段食べる会席料理とは盛りつけも内容も一味違う内容で、人気の程がうなずけるお店でした。

 同年会の方は、50台後半になった体力的衰えや、仕事や趣味などの話に加え、孫の話題がでるなど年齢を感じさせるものに移ってきているようです。周りを見渡しても「じいさん、ばあさん」といった風景になったな~って感じちゃいます。

 ところが、二次会のカラオケに場所を移動すると様子が一変。12時過ぎても元気で歌いまくる姿は50台を感じさせません。私はいつも9時過ぎには就寝してしまうので、楽しいどころか睡魔と闘う辛い時間となりましたが、一年に一度くらいはこんな夜ふかしもいいのかもしれません。あ~疲れた!

 

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代用コーヒー(2)

 前回、代用コーヒーとしてヨーロッパで飲まれてたチコリ・コーヒーの事が知りたくて、フランス産のインスタント・チコリ・コーヒーを飲んだことを書きました。その後、常連のお客様数名の方に試飲してもらいましたが、とても評判が悪く「飲み干せない!」とまで言われてしまいました。確かにコーヒーとは言えない飲み物だし、不評はいたしかたがないかと思ったですが、実際多くの人が飲んでいた訳ですから再検証することにしたのです。

 実は、岐阜県にはチコリで有名な場所があります。土岐市から車で1時間程の中津川市には「ちこり村」という観光施設があり、チコリを栽培して芽の部分をサラダに使用する高級食材として販売し、根の部分は焼酎に加工製造販売しています。また、地元野菜をふんだんに使用したバイキング・レストランとしても人気の施設です。調べてみると、チコリの根を加工した「ちこり珈琲」も販売していたので、早速取り寄せて飲んでみることにしました。

 フランスのインスタント・チコリ・コーヒーと異なり、チコリの根を砕いて2mm程にし、三角のティーバッグに入れてものでした。説明書には140ccのお湯に漬けるとあったので、カップに入れてお湯を注ぐと徐々にコーヒー色に染まっていきます。期待を持って飲んでみましたが、やっぱり美味しくない!インスタントよりも香りがあるものの、コーヒーとは言えないものです。

 やっぱり「代用コーヒー」は「代用」なんであること認識し、美味しいコーヒーが飲める現代に感謝するのでした。

 

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バラの季節

 先日お客様から、「桜のロールケーキが終わったら、次はバラじゃない?」すると別の方が、「バラのトゲでも入れるの?」などどたわいもない話をしていました。そんあ訳で、定休日に可児市にある花フェスタ記念公園に出かけ、春のバラまつり(5月14日から6月19日まで)で賑わうバラを見てきたのです。

 園内はナゴヤドーム17個分の広大な敷地で、世界有数の品種数7,000品種のほとんどが2つのエリアに植栽されています。早足で見て回るだけで2時間程かかってしまうため、一つ一つの品種を確認することもなく、バラの香りに包まれながら、そしてバラのソフトクリームを食べながらの散策です。

 そんなバラの花に影響され、ブルガリア産のバラ抽出エキスを使ったシロップを使用し、バラのロールケーキを作ってみました。バラの香りだけでは物足りないのでイチゴを刻んで包んでみたのですが、バラのような香りには好き嫌いがあるため、バラの香りをどこまで付ければよいのか迷い、口の中で多少バラを感じるくらいに調整してみたのでした。はたして、お客様の反応はいかに?

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代用コーヒー

 お店の花壇の脇にタンポポが咲いています。タンポポを見ると思い出すのが、子供のころに学校の先生から、「タンポポの根からコーヒーを作るんだよ!」って教えてもらったことです。もちろんコーヒーは苦いものだという印象しかなったため、土手に生えているタンポポを引っこ抜いて根を確かめたくらいでした。

 大人になってから、日本では戦中戦後の物不足の際、コーヒー愛飲家がタンポポの根や大豆などを煎って代用コーヒーとして飲んでいたことが分かったのですが、珈琲屋を始めると決めてから色々な本を読むと、ヨーロッパで盛んに代用コーヒーが作られていたことを知ったのです。

 時代は18世紀のころです。植民地をもっていなかったドイツにとって、増加して行くコーヒー消費量は一方的な通貨の海外流出となり、国益を悪化させるばかりでした。そこで1777年にフリードリッヒ大王は、「コーヒー禁止令」を布告しました。1781年ついに「王室以外でのコーヒーの焙煎を禁止」し、コーヒーは貴族や司祭、将官といった上流社会のみが独占するものとなってしまったのです。

 さらには、1806年にナポレオンによる大陸封鎖令が行われ、コーヒー豆も手に入らなくなります。そんな中で成長を遂げたのが「代用コーヒー産業」でした。コーヒーにかわる飲物として「チコリ・コーヒー」の需要が増し、代用コーヒーの原料は、麦芽、大麦、ライ麦、サトウキビ、いちじく、南京豆、大豆、ドングリ、更には海草にまで至ったそうです。

 そうした背景があって、ヨーロッパではいまだに代用コーヒーが飲まれており、その代表的なものがフランスのLEROUX(ルルー)社が作るチコリ・コーヒーです。なんと、1858年から続く伝統ある会社で、年間8万トンのチコリの根をフランス北部で栽培し、各種チコリ製品を製造販売しています。

 そんな訳でルルー社のインスタント・チコリ・コーヒーを飲んでみました。・・

・・??色はコーヒーと同じなんですが香りは全く違います。コーヒーと言うよりキャラメル風味のドリンクなんでしょうね。フランスらしくミルクとの相性がよさそうです。カフェインゼロだから女性にも受けるかも?でもコーヒーじゃないですね。

 代用コーヒーとして、ヨーロッパで飲まれていた時代を想像しながら、昼食後の一杯を楽しむのでした。

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なんじゃもんじゃ街道

 連休中の忙しさの反動と雨のせいか、今日の午後は来店も少なくノンビリと過ごしていました。そんな時には、定休日にしてみたかった事をあれこれ考えながら、タブレット端末を使って色々な事柄を検索し、ここへ行ってみたいとか夢ばかり見ております。

 ふと思い出したように、先日通った道路に「なんじゃもんじゃ」の街路樹が続いていたのが気になりました。気になるとじっとしていられなくなり、閉店後に急いで車で向かいました。そこで見つけたものは「なんじゃもんじゃ街道」の立札です。へ~!確かに土岐市の木はヒトツバタゴで、別名「なんじゃもんじゃ」と呼ばれる白い花が咲く木なのですが、そんな街道があるなんて気付かなかった!

 ヒトツバタゴは国内では長崎県対馬北端、岐阜県木曽川周辺、愛知県の一部などに自生しており、国の絶滅危惧II類(VU)に指定されているんだとか。5月から6月にかけて土岐市内の白山神社や織部の里公園などで、雪をかぶったような白い花を見ることができます。また、どんぶり会館前の県道66号線沿いは、ヒトツバタゴが多く植えられていることから「なんじゃもんじゃ街道」の愛称が付けられているそうなんです。

 ちなみに、この「なんじゃもんじゃ」という名前の由来について面白いエピソードがあります。ごぞんじ水戸黄門こと徳川光圀が時の将軍に「あの木は何という木か」と尋ねられ、その返事に窮してとっさに「なんじゃもんじゃ!」であると答えたと言われています。黄門さまならではの逸話ですが、本当のところは良くわかりません。

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雨の定休日

 定休日が来るのが早く、何も出来ていない自分に焦ってしまうこの頃、充実していると言えば一見良さそうですが、やりきれていない感もあり複雑な気分です。

 今日は雨の日の定休日。午前中に無くなったプリンとガトーショコラを作り、コーヒー豆の焙煎を5種類行ってから、不足した消耗品の買い出しへ出かけました。そして、午後からは保健所の食品衛生講習会に出席です。去年のブログでは5月11日に行われたことが記録されており、一年があっという間に過ぎたことを再度感じさせられます。

 多くの出席者がそうであったように、私も睡魔に襲われながら受講していたのですが、手洗いが基本の衛生管理については真剣に聞き、カンピロバクターとノロウイルスを防げば60%以上防御できるという内容に頷きながら、日頃から専門家でもある妻から何度も言われている手洗い手順を真剣に見ていました。

 そんなこんなで、雨の定休日はあっという間に過ぎてしまったのでした。

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リピーター

 開店一周年記念イベントも無事終了しました。この間に多くの方がコーヒー豆を購入いただき、毎日焙煎をする楽しさを味合うことができ、感謝するばかりです。

 今回のイベントを含め、この一年間に渡って、コーヒー豆を購入頂いている方々を対象とした、複数のイベントを実施してきました。

・グアテマラウィーク

・ティピカ紹介週間

・「コーヒーの日」割引サービス

・クリスマス記念品配布

。コロンビアウィーク

・一周年記念イベント

 こうしたイベントを実施する中で、コーヒー豆を購入していただける見込み客探しと同時に、リピーターになっていただいた方への満足を高める施策として、常時5%割引を行うことで個人情報を提供してもらい、イベントごとに案内状を出してきました。

 いただいた個人情報を基に、お店ではレジシステムをパソコンで行い、コーヒー豆の購入履歴を把握しているのですが、リピーターの中から継続してご利用頂いている、「ロイヤルカスタマー」と言われる方の購入状況を1年間かけて確認する狙いもありました。

 マーケティングにおいては「2対8の法則」という言葉が使われます。これは、イタリアの経済学者・社会学者であるヴィルフレド・パレート発表したもので、「社会全体の所得の多くは一部の高額所得者が占めているが、それは国や時代の制度の問題ではなく、一種の社会的自然現象である」と主張しました。この考え方は、所得配分や経済においてだけでなく、マーケティングなど様々な分野に当てはまるとされており、「全顧客の上位20%の顧客が売上げの80%を占める。」とまで言われていることをことに対し、自分の目で確かめてみたかったのです。

 お店の経営から考える「ロイヤルカスタマー」への顧客満足の対応は必要不可欠だと考えていますが、定期的に購入いただいているお客様については、「まめ藏への想い」にも書いているように、家庭でコーヒーを飲むことが定着していることを意味しています。誰が淹れて誰と飲んでおられるのか、どのような場所と時間で楽しんでおられるかを大体把握している方たちなのですから、そんな幸せな時間作りを応援する意味でも、新たなコーヒー産地や特徴あるコーヒー豆の提供に努めていかなければならないと考えています。

 「リピーター」と言う言葉にしてしまうと、何だか数字しか見えなくなりそうで良い言葉には思えません。「コーヒーを楽しむ幸せな家庭」と同時に「お店を応援していただいているお客様」ということを忘れないようにしたいものです。

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僕はコーヒーがのめない 4

 連休も終わって妻と娘も普段と変わらない生活を始めました。そして、来店されるお客様も家族サービスに疲れた様子で、いつものようにコーヒーを飲みこられます。

連休終了と雨のせいもあってか来店客数も少なく、怠けていたクッキー作りと依頼のあったパカマラを焙煎することができました。

 焙煎した後は、購入しただけで読めなかった『 僕はコーヒーがのめない4』(原作:福田幸江、作画:吉城モカ、監修:川島良彰)を読むことに。この物語は毎回テーマがコーヒーに関わる分野だけに、自分が見聞きしたことや体験したことを思い出させてくれるので楽しみです。
 

 今回はネルドリップとエスプレッソが取り上げられており、エスプレッソの解説では、初めてエスプレッソを淹れた時の感動が蘇ります。ラテアートを何度も練習して上手くできた時に写メを妻に送ったことや、バリスタチャンピオンの淹れたプロの味を経験して、技術や道具の左右されるエスプレッソの難しさを知り、ラバッツァ社認定トレーナーから聞いた、イタリアのコーヒー事情も新鮮に感じたものです。

 エスプレッソが生まれた背景は、以前読んだ『コーヒーが廻り世界史が廻る―近代市民社会の黒い血液 』(著:臼井 隆一郎) からの予備知識もあり、当時のコーヒーが飲みたいという欲求と知恵に感嘆しながら、アロマとクレマに満たされたデミタスカップのコーヒーを思い出していました。

 雨の日の午後には、ちょうど読み切れる本でした。

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コナレッド!

 一周年記念イベントも何とか実施でき、多くの方にコーヒー豆を購入いただいています。こうしたイベントを行うことで、久しぶりにお会いできる方や、新しいお客様を迎えることができ、焙煎に追われながらも楽しい時間を過ごしています。正直、少量焙煎の大変さを実感しているのですが、あと4日間を乗り切ろうと思います。

 そんな最中に、ハワイのお土産として、「コナレッド」を貰いました。「コナレッド」って言っても、戦隊ヒーロー物の○○レッドではありません。ハワイはコナコーヒーが有名ですが、そのコナコーヒーの果肉を使ったエナジードリンクです。コーヒーの果肉にはビタミン、ポリフェノールを多く含まれ、抗酸化作用はアサイーの約15倍だとか。そんな訳で、お肌ぷるぷる効果や老化防止効果が期待できると言われ、その高い栄養価からハワイではエナジードリンクとして飲まれています。二年前にハワイのコーヒー農園見学に行った際、グリーンウェル農園で販売されていたのを飲んだので、ハワイ土産にお願いしていたのでした。

 コナレッドには、オリジナル、ココナッツウォーター、グリーンティーの3種類があるのですが、今回はオリジナルとグリーンティーの2種類です。ちなみに味の方はといいますと、原材料のコーヒーの果肉に濃縮パイナップルジュース、純水、コーヒーベリー、濃縮アップルジュースなどを加えてあるので、フルーティーな味わいでとっても飲みやすいです!砂糖は使用されていないので、果物の甘さを味わうことができますよ。ハワイに行かれた際には探してみてください。

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江南藤まつり

 今朝から昨晩に続いて焙煎を行い、ハンドピックする目がだいぶぼやけてきました。目が疲れた時は綺麗なものを見るのが良いのですが、お店では目を奪われるような綺麗な方が来店されることもないため、午後からは以前から気になっていた、「江南の藤まつり」に出かけることにしました。

 江南藤まつりは、尾張津島藤まつりと合わせて、尾張の2大藤まつりと言われており、14世紀前半、後醍醐天皇の勅願で建立された古刹曼陀羅寺の隣に作られた「曼陀羅寺公園」で行われています。昭和28年ころに、曼陀羅寺奉賛会が曼陀羅寺を「藤の名所にしたい」と境内に植えたのが始まりで、昭和41年には、第1回藤まつりが開催されて、今回で51回目となるようです。
 期間中は、早咲きから遅咲きの中にも、紫・紅・白と様々な色や、房は長く優雅な花房・短く可憐なもの・八重咲きのものなど、12種類約60本が色鮮やかに咲き誇っていました。藤の甘い香りに誘われて蜂が飛んでくるので気になりますが、広い境内に咲き誇る藤の花を見ながら目も心もリフレッシュです。

 藤の花言葉は『あなたを歓迎します』だそうです。偶然にもお店をしている私にとって、おもてなしの心を表すピッタリの花でした。無事、開店から1年が経過しようとしています。もう一度初心に戻って、明日からのお客様をお迎えしようと思ったのでした。

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