■ ブログ 2014年6月

SEO対策の営業あり

 以前にもSEO対策について記載しましたが、今回はSEO対策の営業電話を受けました。そうした勧誘電話があることは知っていましたが、まさか自分の所にかかってくるとは思っていなかったので正直びっくりです。営業をかけてきたのは○○○ソリューションズ㈱という、大手インターネット会社の関連会社で、ネットでも評価は色々のようですが、私はお断りしました。

 それにしても、まだ営業もしていない所をよく探し出してくるもんですね。セールストークについては触れませんが、よくぞこのサイトを見つけてくれましたっていう驚きの方が大きいですね。

 

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梅干し作り

 

 梅の実が熟する頃ということで「梅雨」と呼ばれる説があるほど、タイミング的にスーパーの店頭には梅の実が並び始めます。今日は、妻が職場の同僚から教えてもらった梅干し作りを手伝いました。昨年漬けた梅干しをもらい、それがとっても美味しかったので、さっそくレシピを教えてもらい、紀州の木熟南高梅をスーパーで予約して購入し、お勧めのらっきょ酢を使ってビン詰しました。これから先に、赤紫蘇を入れたり天日干しの作業があるのですが、無事完成するかどうか楽しみでもあり不安でもあります。だって、妻は梅干しを作るのは初めてなんですから。

 見てのとおり、木熟南高梅は軽く握りつぶせそうなくらい柔らかく、杏子のような甘い香りでした。そのままかぶりつきたいところですが、お腹を壊しかねないので止めときました。瓶詰に入りきらなかった梅を使って梅ジャムも作りましたが、めっちゃ甘酸っぱくて「梅ジャムや~」(実際、梅ジャムだし)と声に出るほど梅を主張していました。妻からのリクエストで梅ジャムのパウンドケーキを頼まれたので、近いうちに作ってみます。酸っぱそー!

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スムージーを考える

 スムージーを試作して家族に試食してもらった。「甘くない」「どろっとしてる」「もっとサラッとしてるのがいい」「何か違う」・・・。レシピどうりに作っているのに良い感想が出てこない。娘はスタバのフラペチーノと比べているみたいでギャップが違和感のようだ、妻はそもそもスムージーを理解していない。そんな訳で家族にスムージーについて説明したのですが、改めて調べてみました。

■フラペチーノ
 スターバックスコーヒーで販売されている冷たいドリンクの種類と商品名のことで、コーヒーとミルク・クリームなどを氷とともに攪拌したコーヒー飲料として、スターバックスにおいて販売されるようになったものです。現在は、コーヒーを使った商品に加え、果汁と氷を攪拌したものなどコーヒーを使わない商品も販売されるようになっています。
■シェーキ
 牛乳、アイスクリーム、砂糖、バニラエッセンスを混ぜて作るものは「アメリカンスタイル」と呼ばれ、チョコレートシロップや果物のシロップを混ぜることも多く、通称シェーキ(シェーク・シェイク)とも呼ばれています。マックシェイクなどの製品名で知られるものがこれです。アイスクリームの分量が牛乳よりもはるかに多いため、半ば凍った状態で提供されることが多い。
■スムージー
 凍らせた果物、又は野菜等を使った、シャーベット状の飲み物。クラッシュドアイス(砕いた氷)を使用したフローズンドリンクやフローズンカクテル、アイスクリームと牛乳で作るシェイクなどにも似ているが、こちらは材料そのものを凍らせて使用します。氷のように冷たくて濃度のあるシャーベットの食感に近い飲み物で、伝統的なスムージーには本来、乳製品、糖類は入れないそうです。最近ではグリーンスムージーが体に良いとういことで話題になっています。

 というのがスムージーと他のものとの違いなんですが、店舗で提供しようと考えている理由は、事前に材料を凍らせて準備することができることです。ただ、問題なのが新鮮なフルーツを使用することから食材の単価が高くなることなんですね。比較的安価なものはバナナだけですから。でも、美味しけりゃいいや。

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ガラス食器色々

 夏になると冷たいドリンクが好まれることから、ガラス食器類をあれこれ選んでいます。業者にもらったカタログやインターネットで見るものの、実際に目で見ないことには決められないことから、妻と一緒に名古屋まで出かけてきました。氷が入ることから容量の目安を調べたり、割れにくい商品など迷うことばかりですが、これも結構楽しいですね。久しぶりに妻と二人で外食しました。

 器も大切ですがドリンクが美味しくなければ意味がありません。基本レシピを試しながら試飲を繰り返すのですが、少々お腹がいっぱいと言ったところです。

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SEO対策

 SEO対策というのは、検索エンジン最適化のことで、英語でSearch Engine Optimization(サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)といい、特定の検索エンジンを対象として検索結果でより上位に現れるようにすることです。一般的に利用されるのがGoogleですが、今の状態では「まめ蔵」とか「下石 まめ蔵」という文字で検索してもこのホームページは探せません。理由は、このサイトがJimdoという無料サイトのツールで作成されているからです。ですから、http://mamezou.jimdo.com/というようにJimdoのサイトの一部ですよという表示になっているです。Jimdoを取り除くには有料版を利用することになりますが、これが結構悔しいんです。ここまで自分で苦労して作り上げてきたホームページをお金出して変えたくないというのが本音です。たとえ少額であっても悔しいじゃないですか。

 そんなことから、当初よりホームページにツイッターを張り付けたり、動画を挿入したりして魅力あるホームページ作りに取り組んできました。現在、Googleで「土岐まめ蔵」で検索するとツイッターが上位になり、「自家焙煎珈琲まめ蔵」ではYouTubeのまめ蔵が表示されるところまで来ました。ツイッターやYouTubeにはホームページのURLを表示しているので、ここまでたどり着く人が現れるかもしれません。

 有料版にして独自ドメインを持つことも考えましたが、あえてこのまま行こうと考えています。小規模店舗で自分一人で運営するので、大々的なPRは無用です。口コミで細く長く続けていくための方法として、より個性的なお店づくりを考えています。「へ~こんな所にいい店あるじゃん」というのが理想です。見つけた感のある場所にしていくために、真面目な店づくりを心がけています。

 

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コーヒー豆のストラップ

 

 コーヒーの発祥地として知られるエチオピアでは、今もなお、古くから伝わる伝統的なコーヒーセレモニーが日常的に行われています。コーヒーはエチオピア人にとっての「誇り」で、日々の生活に欠かせないものなのです。そんなエチオピア首都アディスアベバの下町、リデタ地区は華やかな市街地から一変して貧困層が暮らす町です。この町で、青年海外協力隊の指導のもと作られているのが、コーヒー豆を使った携帯ストラップなどの小物類です。作っているのはHIV/エイズの感染者達です。アフリカ全体に言えることですが、貧しさ故に正しい知識を得ることができず、HIV/エイズの感染は拡大しています。感染理由についてはhttp://kyukatsu.com/hivaids-malawi/ の青年海外協力隊のブログがアフリカの特異性を示していると思います。

 コーヒーに関わることになった時から、コーヒーの発祥の地であるアフリカと何か関係を持って行きたいと思っていたので、JICAなごやにも時々訪問していました。自分に何ができるかと考えた時、このコーヒー豆のストラップを店舗に置くことで、少しでも関心を持ってもらえるのではと思っています。

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コーヒーのジャムとハチミツ

 コーヒーはコーヒーチェリーといわれる赤い(黄色いのもある)実の中にある種を乾燥し、脱穀して焙煎したものです。今回は、そのコーヒーチェリーをジャムに加工したものと、ジャスミンのようなコーヒーの花から採取したハチミツを試食してみました。コーヒーの実のジャムは長崎で温室栽培されているコーヒーパークで作られたもので、ハチミツはグアテマラ産です。

 夕食後に家族四人で試食しましたが、反応はイマイチ・・・・。「ふ~ん。普通だね。」とあっさりとした感想を漏らしておりました。確かにハチミツは、花がジャスミンの花とそっくりなので、コーヒーの味がする訳ではありませんから、ちょっと拍子抜けされました。「当然でしょ!焙煎してコーヒー独特の苦味や香りが出るんだから。」という説明も空しくなります。ちなみに、ジャムは「意外に甘いんだ!」という好印象。実際にコーヒーチェリーを見たことがない人にとっては驚きなんだと感じました。私自身もコーヒーチェリーを生で食べてみましたが、スイカ程度の甘さは感じましたから。

 何故、こうしたコーヒーの加工品をわざわざ用意したかというと、コーヒーは農産物だということを再確認するためです。同時に家族にも自分がコーヒーに関わる仕事を始めようとしていることを理解してもらうためです。コーヒーって黒い飲み物だけじゃないっていう基本的な部分を感じてもらいたのです。

 今回使用したジャムとハチミツは、将来実施計画中のコーヒーセミナーでも使ってみようと思っています。少し目線を変えてコーヒーを見つめてもらえたらと考えています。

 

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安藤久蔵さん

 「出没!アド街ック天国」で、2014年2月 1日(土)放送された西荻窪11位だったコーヒー専門店「アロマフレッシュ」の店主、安藤久蔵さんは何と 明治44年(1911年)2月5日生まれの現在103歳!!写真の御仁です。現在も現役で働いておられます。すごいですね~。憧れます!

 安藤さんは、慶応義塾大学を卒業後、貿易会社を経て家業の水産業を継ぎました。50歳で引退した後、学生時代に始めた登山を再開し世界各地に遠征!ケニア、コロンビア、アンデス、キリマンジャロなど海外の山々にも登ったそうです。キリマンジャロに登った際、ポーターのマサイ族の人たちを親しくなり、帰国後も交流を続ける中で、珈琲の産地であるアフリカの友人たちから、珈琲豆は先物取引だから彼らのへのマージンは販売価格の1/500にしかならない、『日本は消費国だから、あんたが売ってくれ』と頼まれ、なんと85歳で珈琲専門店を始めたそうです。西荻窪にあるアロマフレッシュでは、4種類のみのコーヒー豆を仕入れから焙煎、販売まですべて一人でこなし、南米コロンビアやアフリカ・ケニアの生産者から豆を直接仕入れ、時には現地で栽培の指導も行うといいます。

 103歳の今も配達は都内の取引先に自転車でコーヒー豆を届けるそうで、西荻民なら、1度は自転車に乗っている安藤さんを見たことがあるはずとのこと。安藤さん曰く、モテる年寄りになる秘けつは1.愚痴らない2.さみしいからってベタベタ触らない3.仲良くなったからってふだんの買い物とかまでお願いしちゃダメ、だそう。ついでに健康の秘訣は1.水分はコーヒー(一日30杯は飲むとか)2.散歩は三時間3.特性ヨーグルト4.肉類を食べない、だそうです。すごい人です!

 55歳で商売始めるのなんか全然早いではないですか!よ~し。目標は100歳まで現役だ。・・・でも、今の体力じゃ無理かな。

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コーヒー豆の賞味期限

 コーヒー豆の販売する際のパーケージ袋とデザインを考える中で、どうしても課題になるのが賞味期限などの表示についてです。これまで自家焙煎店を回ってきた際に、店頭販売される豆を購入してきましたが、パッケージに表示される内容はバラバラです。産地名のみ表示するものから、デザイン重視で内容について表示しないもの、保存方法や焙煎日まで記載されたものまで様々です。

 実は、対面販売で飲食糧品を販売する場合は、JAS法・食品衛生法いずれにおいても、食品表示の義務は科せられていません。喫茶店などの飲食店で、飲食糧品を提供する場合も同様です。これは、消費者から求めれば、その商品についてのすべての情報を、販売者が提供できるので、あえて表示義務を課す必要がないというのが、その理由です。コーヒー豆などの食品類を卸し販売する場合も、販売者に食品表示をする義務がありません。免除の理由は、対面販売の場合と同じです。ただし、コーヒー豆などの食品類を、不特定多数の人に通信販売で販売する場合には、販売者に食品表示の義務が発生します。食品表示の方法を、一括表示にするか、分割表示にするのかは、販売業者の裁量にまかされています。一般的にブルーマウンテンブレンドと表示する場合、ブルーマウンテンを30%以上含んでいなければならないというように、公正競争規約が存在しています。しかし、業界団体に加入していない場合、その団体の公正競争規約に縛られることがありません。

 ちなみに、全日本コーヒー協会では表示方法については次のとおりです。http://coffee.ajca.or.jp/webmagazine/library/label
賞味期限については、パッケージにより異なりますが、開封前なら、レギュラーコーヒーで1~2年、インスタントコーヒーで3年以内となっています。上のパッケージ写真はスーパーで販売されている大手メーカーの物で、賞味期限は1年間として表示されています。ただし、美味しく飲める期間というのは実際限られた期間というのがコーヒーを扱う者は承知していて、できるだけ早めに使用することがいいというのが常識です。

 自分がコーヒーを扱おうと思った時、最初に迷ったのがこの賞味期限です。賞味期限を長くすれば不良在庫は少なくなりますが、美味しい物を提供したいという想いからずれていきます。実際、焙煎日を明記している店はほとんどないのが実情です。商売としては曖昧にしたいところですから。そんな迷いがあった時に、大阪のヤスナガコーヒーの社長と会ったことで吹っ切れました。この店では、焙煎日と焙煎時間まで明記して販売していたからです。「売(得)るコーヒーを造らず、飲(望)むコーヒーを創る」をモットーとし、「煎りたての一番香りこそが体にいい」という信念でコーヒーを扱っていました。かなり個性的な社長ですが、コーヒーに向ける想いは人並みならぬものがあったのです。

 そんな出会いから、こまめに焙煎する1k焙煎機で量販店と異なる直火式を選択し、焙煎日を明記しようと決めたので、今回のパッケージデザインにも取り入れました。ただ、デザイン力という点では素人レベルなのでなかなか満足いくものが作れません。 

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青少年市民会議

 

 昨年に引き続き、土岐市青少年市民会議の手話通訳をやってきました。担当は多治見警察署の祝辞と青少年の主張でしたが、多治見警察署が欠席されたので、気分的には楽でしたが発表内容が修正されて多少オタオタしながら、緊張感を楽しむことができました。市民会議という名前ですが、ホールでは発表会という雰囲気なので、会議という名称に違和感もありそうですが、午後からは各種市民団体の意見交換会がそれぞれ行われるのです。自分も数年前に関わったことがあったので、意味合いが分かるというものです。

 最後の西陵中学校のブラスバンドは良かったですね。出身中学ということもありますが、聞きごたえがありました。前日のリハーサルでは、指導者のきめ細かな指導の様子を垣間見たので、やはり指導者で子供たちは変わるんだと理解できました。

 相変わらず手話の技術が上達しない私ですが、今回は昨年から学び始めた女性も参加し、メキメキ上達する様子がそばにいて分かるので、こうした機会は重要だと改めて実感したしだいです。緊張感のある環境は人を作るんだな~とブラスバンドの演奏を聴きながら、お気楽な自分を反省するのでした。

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久しぶりに絵手紙を書く

 店舗で使用するガラス食器を選んでいる合間に、久しぶりに絵手紙を書いてみました。以前はまめに書いて送っていたのですが、会社を退職してからは差し出す相手もなく年賀状のために書くぐらいでした。本来絵手紙な訳ですから、郵便で届けて意味のあるものなので、自分の書いた絵手紙はほとんど手元にありません。今回は差し出す相手もいないのに書き始めた理由は、コーヒーのある生活を楽しんでもらうためのツールにしてみようかと考えたからです。

 このホームページもそうですが、単に店舗のPRにだけはしたくありませんでした。自分のお店やコーヒーを通して生活に潤いを与えたい、笑顔になってもらいたいと考えているわけですから、絵手紙が何かのメッセージになるのではないかと思い、お客様をイメージして書いてみました。具体的な使用方法は追々考えることとして、今は気分が乗った時に書き溜めてみようと思います。

 絵手紙のうたい文句に「下手がいい」というのがあります。気取らず、ありのままの気持ちを込めて相手に伝えることが一番なのです。久しぶりに書く絵手紙は正に下手そのものですが、「下手がいい」を実践していきます。

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ヤモリ現る

 我が家のお風呂場の窓にヤモリが現れました。実は最近姿を見せなかったのですが、この家を建てたころから見ていますので十数年になります。ちょうど暑くなりかけたころになると、必ずお風呂場の窓にへばりついているヤモリをみながら、「また来たか!」と声を掛けながら妙に安心するんです。

 ヤモリは人家内外の害虫を捕食することから家を守るとされ、漢字では「守宮」(あるいは「家守」)と書かれ、ヤモリが家にいる間は、その家には悪いことがおきないと信じられています。東南アジアでは、赤ちゃんが生まれるときにヤモリが鳴いていると、その子は幸せになると言われるなど、見た目と違って嫌われることが少ないのです。まあ、窓越しですから安心というのもありますが。

 いつも疑問に思っているのは、「このヤモリは毎年同じヤツがくるんだろうか?」ってことです。調べたところでは、冬眠して10年~20年は生きるかも?という、はっきりしない結果でした。ひょっとすると同じヤモリがやってきてると思うと増々愛着が湧いてきますね。

 単なる田舎暮らしの話でした。

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レシピの整理と原価計算

 消費税が変更になったことから、スイーツの原材料費の再計算を行うため、原価計算をやり直したついでに、バラバラに保存していたレシピをパソコンで整理しました。今回はスイーツ関連のみでしたが、ドリンク類も進めていきます。こうした見直しをすると、原材料をどこで仕入れるかを明確にしておくことができるとともに、クッキー一つの原価が分かることで何個入りに包装するかなどの検討もしやすくなります。

 一般的な原価率については開業セミナーなどで把握はしていますが、単純にその原価率で価格設定すればいいものではありません。売れ筋を商品は何か、どの商品をお勧めしたのか、損して元とれではありませんが戦略的な価格設定も必要です。案としては持っているものの、具体的な価格設定はもう少し後になりそうです。そのためにも、さらに細かな数字の把握をしておく必要があります。

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同年会

 昨晩は年に一回の同年会の総会で宴会に参加してきました。年々参加者が少なくなってきましたが、昨日は例年より多い出席率となり盛り上がりましたが、相変わらず男性陣は少なく終始女性のパワーに圧倒されっぱなしでした。還暦を数年後に控えてくると、それなりの年齢を重ねてきた趣になり、見た目もそうですが、話題は孫ができたとか、親の介護や昇給停止や減額、その先は年金や病気の話題に行きつくお決まりのコースとなってきました。やはり年相応なんでしょうか。

 開業について、コンサルティングを行っている会社社長よりアドバイスを受けましたが、厳しい内容ばかりです。当然ですね。現実は甘くないですから。ただ、彼の話の中から得たものは、ビジョンを持って積極的に進んでいく姿勢だけは忘れないということです。開業することが目的ではないですからね。開業して何をしていきたいのか、やり続けていくのかを明確にして計画的に進まなければいけないことを肝に銘じることができました。厳しい環境の中でも、自分の想いを語ってくれた彼に感謝したいですね。

 とは言うものの、爺になってきたのは自分だけではないことに安堵しながら、久しぶりに酔うことができた時間でした。

 

 

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ショップカード

 ショップカードを試作しています。これまで多くの自家焙煎店やカフェに立ち寄り、その際にショップカードをもらってきました。ショップカードの利点は、・口コミの際に使ってもらう事ができる。・お店にとって大切な情報を簡単に持ち帰ってもらえる事ができる。などがあります。最近では、ショップカードに手を加えて、ポイントカードなどにする事で再来店のきっかけに作りをしたり、QRコードなどでWEBサイトへの誘導も促すこともされています。

 お店の名刺としてのショップカードは、そのお店のイメージを表現するものですが、お店への思いが強くなると情報が多くなり、文字ばかりが書かれているケースもあります。名刺大の大きさなので文字は必然と小さくなるので、本末転倒ということになりかねません。そんな中で、これまでもらったショップカードで印象の良いものが一枚ありました。JICAなごや地球広場で行われたセミナーで講演をされた、アフリカのフェアトレード商品を扱う「Ruise B」というお店のショップカードです。裏面は一般的な地図とお店の連絡先が書かれていますが、表面はフェアトレード先のアフルカ女性が笑顔で映った写真だけです。この笑顔の女性を見ただけで、フェアトレードも商品もイメージが伝わったのです。もちろん、講演内容という情報があるからこそ感じたかもしれませんが。

 そこで、自分が伝えたいことは何かを改めて考えた末、コーヒーの花とコーヒーの実で表現することにしました。手元にあるカップの中の褐色のコーヒーは、植物であるコーヒーの木から実り、産地の多くの人々によって摘み取られて精製加工され届けられます。産地までつながる飲み物としてのコーヒーを理解し、楽しむ場所としてのお店を目指すには最適ではないかと考えたのでした。

 ちなみに一番時間のかかったのは地図です。地図作成のフリーソフトを使おうと思ったのですが、思うようにいかず、結局手書きに落ち着きました。絵手紙用の画仙紙に筆で地図を描いてから、パソコンでイラストと文字を挿入させました。絵手紙をやっていたおかげでアイデアが浮かびラッキーでした。

 何でも自分でやるのは大変ですが、とっても楽しいです。

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顧客管理について

 周知宣伝活動の一つに店舗開店に合わせたDMがありますが、宛名の整理をしていると、目標としていた500件を下回ってしまいました。そもそも500件の根拠はないのですが、口コミでの浸透を図りたいと思っていたので、ある程度の中身の濃い顧客名簿をイメージしていただけでした。この点は再考する必要がありそうです。

 店舗開店前の名簿整理も大切ですが、開店後の来店いただいたお客様の顧客管理も重要な課題です。一般的に3回以上来店された方をリピーターといい、10回以上来店された方をロイヤルユーザーと言います。2回目の来店率は、新規客の35%、3回目の来店率は、2回目来店の80%だと言われていますので、1×35%×80%=29.75%です。さらに、10回以上来店すると、その方は、「絶対に他には逃げないお客様」になるそうです。今回来店していただいたお客様は、どの段階にいるのか?早く3回来店してもらうには、どうしたら良いか?ここが、安定した経営の基盤になります。ですので、いくら小さなお店であっても顧客管理は欠かせません。

 顧客管理にはパソコンを利用する予定ですが、大きなお店ではPOSシステムを導入したり、会員カードを作成してレジシステムと連動させているところもあります。しかし、初期費用が多くなる割には小型店では採算が合わない実態があります。その部分をどうしていくのか検討中です。ただ、顧客管理は誰のためのものかは意識していきたいと思っています。多くの方は顧客管理は経営側の戦略ツールだと考えていますが、私はお客様が期待以上の満足をしていただくためのツールだと考えています。誕生日におめでとうカードが送付されたり、頻繁にメールマガジンが送信されたりしますが、その多くは売り手側の「買ってください!」という熱意だけが込められていて、お客様の「ちょうどよかった」「そうだったんだ」といった喜びは薄くて、DMはゴミ箱へ、メルマガはリンクの貼り付けばかりで迷惑メールフォルダへ行くことになります。

 お店を始める目的はお客様に満足していただき、自分も満足したいということですから、デジタルを使いながらアナログ的な発想でアイデアを絞っていきたいと思います。

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コーヒーの木の苗を植え替える

 コーヒー屋を始めるにあたって、何か形になるものをと思い、コーヒーの木の苗をUCCコーヒー博物館で購入し育てています。通常3、4年で実を付けるので、その時はこのコーヒーの木と共に成長していこうと決意したのですが、現実は思うように進まないものです。

 コーヒーの木は年間の平均気温23℃が最適と言われており、3℃まで下がると幹から上に悪影響があり、0度で根が死んでしまいます。また、直射日光にも弱いので産地では日蔭用の木(シェードツリー)がコーヒーの木の傍に植えられることもあります。四季のある日本では通常温室栽培されているのですが、我が家では直射日光の当たらない窓際に置いて育てているのですが、以前妻が「コーヒーの木が可哀そうだから、たまには日の当たる外に出したら」と言うので、半日玄関先に置いておいたら、見事に葉っぱが茶色く変色して枯れてしまいました。そんなことから、現在育てているのは2代目の苗なのです。昨年コーヒー博物館がリニューアルした際に、大阪の焙煎機メーカーへ行ったついでに訪問し、2代目を購入してきました。

 苗が枯れてしまったときは、自分の夢とリンクした苗だったので、かなりへこみました。けれど、「何度でもやり直してやるぞ」という半ば意地になって再挑戦しています。そんな状況下で育てている苗も夏場を迎えて一回り大きな鉢に植え替えてみました。この苗がしっかり育つように、自分も成長していきたいと決意をあらたにしたのでした。

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一歩前進

 本日、不動産屋に出かけて店舗予定地の売買契約書を提出してきました。ただ、この土地は銀行の担保物件として登記されて、破産によって弁護士が管財人として管理されているため、裁判所へ処分認可の許可が必要となり、引き渡しまでには数週間必要となります。また、引き渡し後も建物の解体工事もあって、更地となるまでにはまだまだ時間がかかる予定です。しかし、地元での土地探しを前提としていたので、これまで焦らず取り組んできたため、私にとっては大きな前進と言えるのです。

 サラリーマン時代は会社が段取りをつけたものをいかに早く取り組んで成果を出すかが重要でしたが、今は、全て自分が一つ一つ課題を整理しながら具体的な行動を起こす必要があり、手探りの中で前を進むには、あまりにも素人だと我ながら呆れながらも結構楽しんでいるんですよ。幸いにも良き理解者である妻がいるおかげで、夢を語らえる喜びを感じています。

 まずは、一歩前進です。

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