■ 2021年11月 ブログ

手作りの金属フィルター

 「こんなん作ってみました!」そう言って、鉄工所に勤めるお客様が手作りの金属フィルターを渡してくれました。どうやらSNSで金属フィルターの存在を知り、試しに作ってみようと工場内にある材料で加工したようです。

 こうやって自分でやってみようと行動に移す方は少なく、中々好奇心旺盛な方だと感心しきりです。完成品を使用し、友人とペーパーフィルターと飲み比べをしたようですが、好みは別れてしまい納得いかない様子です。フィルターの角度を調べたり、金属フィルターを上手く折りたたんで縫い上げるなど、苦労の作であることが伺えるフィルターであったこともあり、コーヒーの味に満足いかないのかも知れません。一応、金属フィルターとペーパーフィルターの特徴を説明し、味覚に影響を与える要因については納得されたようです。

 お客様が帰られてから、頂いた金属フィルターを煮沸してから試してみます。松屋式の金枠に乗せ、抽出方法も松屋式で淹れてみますが、メッシュの粗さもあってか注湯の落ちる速度が予想以上に速いのです。抽出後の深煎りケニアのコーヒー表面には、細かくオイルが浮かんでいるのが確認できます。コクのあるコーヒーに仕上がったかなと一口飲むと、あれ?随分あっさりしているではないですか。やはり、メッシュが粗いためにコーヒー粉の層を通過する時間が短く、充分にコーヒー成分が抽出しきれていないようです。カップの底にも随分多くの微粉が残っていました。 

 松下幸之助さんの名言の一つに、「百聞百見は一験に如かず」という言葉があります。金属フィルターを自作したお客様も、実際に作ってやってみて気付いたことがあったようです。何事もやってみなければ分からない。だからこそ、時として、やらないことは人生の大きな機会損失となる場合があったりします。今日は、お客様から学ばせてもらいました。

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ベトナム・サイゴンへ

今日は定休日の月曜日ですが、いつもの時間に店へ行き、お世話になっている焙煎機の煙突掃除を行います。焙煎機の内部も開け、溜まった灰やチャフを取り除いて綺麗になりました。取り外した煙突の穴を覗きこみ、「そういえば、愛岐トンネル群の特別公開が125日まで行われているんだっけ!」と思い出します。ならば、ちょっと様子を見に行こうと定光寺まで行くことにしました。

 紅葉が見頃なら、多治見駅から電車で向かおうと考えていましたが、定光寺近辺の駐車場は既に満車で、愛岐道路から見えるトンネル群を歩く人々が延々と続いているではないですか。「こりゃ、屋外でも密状態、紅葉どころか人を見に行くようなものんだぞ!」と、愛岐トンネル群の散策を諦めます。

 長いコロナ禍での生活への反動なのか、多くの人が国内各地の観光名所に溢れていることを実感します。そこで、海外に目を向けて「ベトナムのサイゴンへ行こう!」じゃないですが、ベトナム料理のサイゴン(可児市)へ向かいます。早い話、昼食にベトナム料理を食べるだけなんですが。

 可児市役所前のテナントに入っているサイゴンは、ベトナム人の奥さんと日本人のご主人夫婦が営むベトナム料理店です。6070代くらいのご夫婦なので、随分前から営業されていると思いきや、20114月オープンとか。私と同じようにセカンドライフで始められたんでしょうか?(ちょっと無口なご主人のようだったので、詳しくは聞けませんでした)

注文したのは、「Ph  フォー・ボー」(牛肉の米麺)と「Bánh xêo バイン・セオ」(お好み焼き)です。フォー・ボーは初めにスープを味わって、添えられたレモンを絞って酸味を加え味変させます。さらに、パクチーをちぎって麺と一緒に食べると、あっさり味のスープと独特の香り、ツルツルの喉ごしが楽しめます。バイン・セオは、米粉とウコンで作られた生地で海老や野菜を包んだもので、「お好み焼き」と書いてありましたが、おせんべいみたいにパリパリの皮なので、お好み焼きとは異なる食感です。それをレタスで巻いて酸味のあるソースで食べます。軽い口当たりなので、おやつ感覚です。

食事の後に、ベトナムコーヒーをいただきます。練乳入りの甘ったるいコーヒーをイメージしていましたが、出てきたのは一見して普通のコーヒーです。苦手なロブ臭を覚悟して一口飲むと、「えっ、ブラックでも美味しい!」と驚いてしまいます。メニューをよく見ると、「バター焙煎」とあります。苦味の強く風味の弱いロブスタに風味やコクをつけるため、焙煎後のコーヒー豆をバターで炒ったものだったのです。意外とイケル! 

今日は人混みを避け、一人、ベトナム旅行気分を味わうのでした。

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お家ではじめる自家焙煎珈琲

まめ蔵には、毎日様々な方が来店されます。コーヒーを飲みながらお喋りを楽しむ方、一人で静かに飲む方、コーヒー豆を購入する方など。その中には、コーヒーに興味を持って自分で焙煎までする人も。銀杏煎りを使って手網焙煎をしたり、市販の手廻し焙煎機を使う人や、自分で手廻し焙煎機まで作ってしまう人もいます。まめ蔵の店内には、その自作した手廻し焙煎機の試作品が飾ってあります。

そんな、コーヒーの焙煎を楽しむ方が関心を持ちそうな、『ホーム・コーヒー・ロースティング お家ではじめる自家焙煎珈琲』(著:嶋中 労、旦部 幸博)という本が12月3日に発売されます。コーヒーの焙煎については、『コーヒー焙煎の技術 』(旭屋出版MOOK)や、『カフェ・バッハ コーヒー焙煎の技術』(著:田口護、田口康一)なんてものもありますが、個人が楽しむコーヒーの焙煎についての本は数少なく、貴重かもしれません。

 発行元の集英社インターナショナルの紹介欄には15ページの立ち読みが出来るため、少しだけ読んでみると、こんな一文があります。『もしあなたが焙煎未経験で、コーヒーのことをもっと知りたいと思うなら、実際に自分で何度か焙煎してみることを強くお勧めします。抽出に比べてハードルが高いことは否めませんが、自分で焙煎して初めて見えてくる「コーヒーの一面」が、抽出して初めて見えることよりも、遙かにたくさん存在するからです。』。

 確かに、焙煎してみて初めて分かることや、もっとコーヒーのことを知りたくなりますからね。私もお客様が焙煎に興味を持っていそうだと思ったら、「こんな銀杏煎りでも焙煎できますよ。」とお勧めしています。そして、公民館講座などでも参加者に体験してもらうように、出来るだけカリキュラムの中に取り入れるようにしてきました。実際に体験してもらうと、「わ~、色が変わった!」、「煙が出てパチパチいってる!」とか、みんな楽しそうですから。

この本の中には、コーヒー焙煎のセミプロたちも登場してくるようです。目次を見てみると、「先達たちの作法」という頁で、十文字美信、小山伸二、鳥目散帰山人、白井了といった名前が登場します。私がお客様にお勧めしている「焙煎を楽しむ」といった領域とは異なる、彼ら独特な世界観を持っている人達のため、憧れを持つのは良いのですが、あんな風になろうとは思わないことです。「1.実践 手網・フライパン」、「2.お家焙煎の科学」といったところを読んで、よりコーヒーを楽しんでもらいたいものです。(まだ、そこの頁は読んでませんが) 

ちなみに、お家ではじめる自家焙煎珈琲をお勧めしていても、そのお客様も時々コーヒー豆を購入しに来店されます。だから、そんなことしたら商売にならないんじゃないかと思われるかもしれませんが、意外にそんなことはないのですよ。不思議なもので。

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帯状疱疹

先々週ごろから、左足太ももから付け根あたりまでピリピリ、チクチク、ズキズキといった痛みを感じるようになりました。そして、先週の水曜日には左足付け根が赤く擦れたような症状がでます。痛みはほとんどないので放置していると、土曜日あたりから痛みを感じるようになり、ピリピリ、チクチクと感じていた太ももにも赤い斑点のようなものが。「もしかして帯状疱疹?」、嫌な予感がしながら月曜日に皮膚科を受診すると、やはり帯状疱疹の診断でした。

 帯状疱疹の原因は水痘・帯状疱疹ウイルスで、このウイルスの保有者であれば誰でも帯状疱疹になる可能性があります。水痘・帯状疱疹ウイルスは水疱瘡(みずぼうそう)を引き起こすウイルスで、日本人の多くは幼少期に水疱瘡に罹患しているため、日本の成人の9割以上がこのウイルスを保有しているといわれています。皮膚科で医師から詳しい説明を受けた後、飲み薬を処方してもらったのですが、二日分のみです。「24日にまた見せてください。薬の効果をみてから次を処方します。」と言われてしまいました。

そんな訳で、24日(水)は午前中に受診することにしますので、午後1時から開店とさせていただきますが、なんで今?水痘・帯状疱疹ウイルスは、心身ともに健康であれば再び活性化することはないのですが、加齢や過労、ストレスなどで免疫力が低下すると、免疫で抑えることができなくなり、潜伏していたウイルスが活性化するようです。ストレスはないように思うんだけれど、やっぱ加齢か?でも、私はサラリーマン時代の40代に一度帯状疱疹になったんだけど。 

皮膚科で受診した際にも過去に発症したことがあると話すと、「数年という例は少ないけど。10年以上経つと再び免疫力が低下し、再発することもあります。再発する可能性はその中の5%以下ですね。」だって。「ちょっと徹夜したくらいの一時的なものではなく、継続的に疲れが溜まっていたんじゃないですか?」と言われても、心当たりないんですが。まあ、加齢は間違いないので、毎週1回の定休日を少し増やしてみようかな?と思案中です。

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紅茶の動画を見る

 10月17日(日)に開催予定だった、「第10回紅茶フェスティバルin尾張旭」のリアル開催は今年も中止となり、11月21日(日)にOnline開催となりました。当日は営業時間と重なるため、翌日、ホームページのプログラムに合わせながらYoutubeで視聴していきます。

1100 紅茶畑を訪ねて

日本紅茶協会シニアティーインストラクターが三重県四日市市川島町でお茶づくりをしているハサマ共同製茶組合さんを訪問の様子。(妻の実家の白川町を思い出す。)

1115 尾張旭MV

尾張旭市のイメージキャクターあさぴーの形をしたウクレレを軽快に弾く2008年生まれのウクレレ演奏家、川崎向陽さんのミュージックビデオ。(とってもいい!チャンネル登録してしまった。)

1130 おいしい紅茶のまちおいしい紅茶の店めぐり

尾張旭市内の学生たちが「おいしい紅茶の店」10軒を巡り様子。(こんど行ってみよ。)

1200 尾張旭MV

尾張旭市維摩池でフィドルをリズミカルに奏でる小松大さんのミュージックビデオ。

1215 スパイスティーを楽しもう

日本紅茶協会認定おいしい紅茶の店インドレストラン「PARIWAR」の店主ネパリさんから、秋冬にぴったりなスパイスを使った紅茶2種の紹介。

1230 梅おばあちゃんからのお茶レター

ブラジルのサンパウロで紅茶作りをしている梅おばあちゃんと家族の皆さんからビデオレター。(コーヒーじゃなくって紅茶なんだ!っていうのが正直な感想。)

1245 尾張旭MV

シラタマホシクサ咲き広がる尾張旭市の吉賀池湿地に、ライアの音色が優しく切なく響き渡ります。(素敵な場所で素敵な音楽っていいね。)

1300 若手茶師に聴く

国産紅茶の若手茶師として活躍中の3人が国産紅茶のイマと未来を熱く語る。(日本での紅茶生産の流れや、現在の活躍している若手茶師の話は新鮮で面白い。) 

最後の国産紅茶グランプリ2021審査結果発表は飛ばして、昨年の動画「おいしい紅茶の淹れ方講座」を見てみます。講師のTEAS Liyn-an(ティーズ リンアン)の堀田信幸氏の話は相変わらず面白い!・紅茶は熱い方が美味しいわけではない。・お湯は沸かし方でお湯の味は変わる。・ジャンピングは必要か?・お湯を沸かす道具でお湯の味は大きく変わる。・スプーンでかき混ぜる。そして、濃く淹れてお湯で希釈するという分かりやすい話だった。

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あるコーヒー産地のこと

コーヒー生豆商社より、次のようなメールがありました。『コーヒー生豆相場は依然として高値で推移しております。ブラジルでの干ばつと霜害による被害により、次年度の供給不足が見込まれていることが主たる要因となっております。年初の相場価格は125セント/lb前後、現在は205セント/lb前後に達しており、年初比で60%程高騰しております。また世界的なコンテナ不足、原油高により、海上輸送価格も軒並み大幅値上げとなっている現状がございます。コモディティのみならず、プレミアム商品も例外なく仕入れ価格が大幅に上昇しております為、随時価格改定を行って参ります。』とあり、今後、徐々にコーヒー生豆価格の上昇に合わせて、販売価格の見直しが必要になりそうです。

そうした価格変動リスクは、ある意味必然なので致し方ありません。それでも、量的に増減はあるものの品物は入荷するので良いのですが、政治・経済・社会情勢の変化によるカントリーリスクの場合は、そもそも日本国内に入荷しないこともあるのです。それを危惧しているのが現在のエチオピアです。

内戦状態にあるエチオピアでは、113日にアビー首相が全土に緊急事態宣言を発令しました。北部ティグレ州での戦闘の激化を受け、市民に自衛を求めたという報道です。930日には、国連職員7名が国外に追放されましたという報道があったばかりでした。

 ティグレ州では、昨年11月からティグレ人の民兵組織ティグレ人民解放戦線(TPLF)と政府軍の衝突が続いており、市民生活にも大きな影響を及ぼしています。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、すでに46000人以上が北西に隣接するスーダンに逃れただけでなく、国内避難民も170万人にのぼるようです。以前は、コーヒー産地のウオッシングステーションが破壊されたといったニュースがありましたが、今では、流通にも支障をきたしているようです。

 多民族国家のエチオピアは、1991年に各民族の武装組織が参加して連合体エチオピア人民革命民主戦線(EPRDF)を結成し、当時の社会主義政権を倒します。その後、EPRDFが与党として事実上の一党体制を形成してエチオピアを統治してきたのです。その与党の中心的存在だったのが民兵組織ティグレ人民解放戦線(TPLF)であり、ティグレ出身者で要職を固めていたのです。そうなると当然、他の組織・民族の不満は徐々に大きくなっていきます。それが、エチオピアで最大の人口を占めるオロモ人であり、ティグレ人と激しく対立していくことになります。

 そして、エチオピア政府内でのティグレ人とオロモ人の力関係が逆転していき、ティグレ人は要職を追われ、昨年11月には政府を握るオロモ人が、かつての主流派TPLFをテロリストと断定して衝突することになったのです。 

 最近では、隣国エリトリア軍がエチオピア北部で活動し、略奪や市民殺害、人道物資搬入の阻止などに関わっているという報道や、中国が絡んでいるとか、様々な情報が出てきています。まったく先が見えない中、エチオピアのコーヒー産業が今後どうなるのか気がかりなところです。しばらくエチオピアのコーヒーが飲めなくなる時が来るのか?どうなんでしょうか?でも、そうなったらそうなったらで、飲めなくなったコーヒー産地の事情にも、少しは関心を持ってくれるのかもしれませんが。

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リベリカ・ブレンド

春から半年ほどシンガポールへ長期出張に行っていたお客様が、「お土産です!」といってコーヒー豆をプレゼントしてくれました。同時に、シンガポールでの入国後、帰国後の隔離期間での話、コロナ禍での仕事の苦労など、生活習慣や行政の対応、市民生活と様々な話を聞くことが出来ました。

 その頂いたコーヒー豆は、19世紀に建てられたシンガポールを代表する名門ラッフルズホテルのコーヒーです。箱の裏面には「コーヒーの特性」について記載されており、『ザ・ストレイツブレンドは、ラッフルズホテルのために特別にブレンドされたコーヒーです。シンガポールで「コピ(kopi)」として親しまれているコーヒーに使用されている、珍しいリベリカ種のコーヒー豆をブレンドしました。このスモーキーでフローラルな特徴的なアロマは、シンガポールの昔ながらのコピティアム(ローカル風カフェ)で手作業によって焙煎するコーヒーを思い起こさせてくれます。』、へ~!リベリカのブレンド!こりゃ日本国内では中々お目にかかれない代物です。 

 スモーキーというほど深煎りでもなく、リベリカ特有の香りが最初にあり、飲み終わった後には少しロブスタを感じます。これが、「昔ながらのコピティアム(ローカル風カフェ)」なのか?定かではないものの、貴重なコーヒーを楽しませていただきました。たぶん、シンガポールへは一生行かないでしょうから、ラッフルズホテルで飲んだ気分に一人で浸りました。ごちそうさまです。

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修理に出したら新品が

 先日のブログで書いた通り、店舗で使用しているプリンターが故障したため、購入した量販店へ修理に出しました。昨日、「修理から帰ってきました。」と電話連絡が入ったので、閉店後に受け取りに行くと、渡されたのが新品のプリンターです。

 修理完成伝票を見ると、「後給紙不具合を確認しました。同機種終了の為、TS5330と現品交換を致しました。」とあります。早い話、「修理したのではなくて、新しい商品と交換しますよ。」って話です。修理に出したTS5030Sが手差し印刷のみの最下位機種だったのが、カセット給紙、手出し給紙、両面印刷も出来る少し上位機種になったという訳です。

 TS5030Sを9,000円程で購入し、修理費11,000を出して20,000円程のTS5330を手に入れたことになり、随分トクをしたということになならないにしても、新品になって帰ってきたので良しとしますか。これでラベル印刷が安心して出来ます。 

 今朝は、焙煎をしながらのプリンター・セットアップで開店前の時間を過ごしました。さて、オープンしますか!

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久しぶりのコーヒーイベント

今日は店を臨時休業にし、2年ぶりとなるコーヒーイベント、「SCAJ2021」へ行ってきました。今年のテーマは、”Connecting to a Sustainable Future = コーヒー業界の「持続可能な未来」を考えるだそうです。カフェ、喫茶等の飲食業がコロナ禍で業績が振るわず、それらに卸していた焙煎業者が四苦八苦していたこともあって、「なるほど。」と思わせるテーマです。(?)

 本来は、コーヒー産地を含めた持続可能な未来を示すのでしょうが、産地よりも業界内の規模や業態によって、それぞれの未来に差が生まれてきそう気がします。先ずは自分たちの未来が優先される世の中ですから、コーヒー産地だけが取り残されるようなことがないよう願いばかりです。

 地方のちっぽけな珈琲屋である私は、大きな渦に巻き込まれないよう、時々今回のように池の外に出ては、大海の様子を窺いながら、自分の持続可能な未来を模索するのでありました。百聞は一見にしかずを実践しながら、会場をくまなく見て回ります。

 今回の会場は例年と異なり青海Aホールのため、何だか倉庫の中でイベントが行われているような気分です。会場内にはコンビニやフードコートもなく、弁当も早期完売となり、正直、長居しにくい環境下でのイベント・スペースです。

 会場のレイアウトも例年と雰囲気も違うものの、入口前には定番のコロンビア・ブースがあります。アンティオキア、カウカ、クンディナマルカ、ウィラの四地区のコーヒーを飲み比べた後、UCCブースでは、タブレットに自分の好みの味覚を指定し、個別にブレンドしたコーヒーを淹れてくれます。同様に、スマホで入力した好みの味を全自動で淹れる、AIカフェロボット「root C」の展示もありました。

 生豆商社のブースが少なく残念でしたが、電動ミル、手挽きミルのブースが目立っていた印象です。カフェのブースも少なくなるなかで、小川珈琲には人集が出来るほどなのに、丸山珈琲はブースも小さく対照的です。それと、業界初の『SCAJコーヒーマイスターアンバサダー』に就任した、EXILETETSUYAが立ち上げた移動式スタイルのコーヒーブランド「AMAZING COFFEE」も出展していましたが、場所が悪いのか、本人がいないためか、ちょっと盛り上がりに欠けてました。 

 コロナ禍での2年ぶりのコーヒーイベントということもあり、海外からの出展が少ないことや競技会が会場内で行われないなど、いつものような見ごたえは無かったものの、逆に、来場者が想像以上に多かったのが印象的でした。おかげで人混みに酔ってしまい、早めの帰宅となったのでした。(疲れた)

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紅葉二景

 瀬戸市出身の藤井聡太三冠が竜王戦に勝利し、史上最年少での四冠達成を果たしたこともあり、今回は瀬戸市の紅葉を見に行こうと、瀬戸市岩屋町の岩巣山麓の鳥原川沿いにある、愛知高原国定公園の一角となる「岩屋堂公園」へ行きます。

 ここは初夏はホタル、秋は紅葉で知られる場所で、瀬戸大滝へ向かう途中の「もみじ橋」、「紅橋」、「かじか橋」と紅葉のアーチの中を散策することができます。「岩屋堂公園 もみじまつり」として夜にライトアップされるようですが、昨年同様にコロナ禍とあって中止のようです。途中の茶屋で吾平餅(200円)と食べましたが、みたらし団子と同じタレが使用されており、一風変わった吾平餅を味わいました。

 紅葉を楽しんだ後、この場所から二十数キロ離れた豊田市小原町へ向かい、「小原四季桜まつり」が行われている、「川見四季桜の里」を見に行きます。観光協会のホームぺージには四季桜3分~4分、紅葉3分~4分といった情報が出ていましたが、見た感じではまあまあの見頃ではないかと思います。日の当たりにくい場所の桜はもう少し先ですが、全体的には紅葉と桜を同時に楽しむことができ、小原の四季桜独特の光景が目の前に広がります。

 本日(15日)の新型コロナウイルスの感染者数は、東海三県合わせて3人と少なくなりました。そんなこともあり、こうした観光地へも多くの人が出かけるようになりました。ただ、飲食店の利用は昼が多いものの、稼ぎ時となる夜の営業時への利用はまだまだ少ないようです。神奈川県に住む娘たちの職場でも、夜の会食は控える傾向にあり、従来のような忘年会も計画されていないようです。 

 緊急事態宣言時の飲食店への支援金制度もなくなり、あちらこちらで閉店する状況が出てきています。厳しい冬を迎えるところが今後も増えてきそうな予感がする、今日この頃でした。

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繋がった

 今日、来店されたご家族がコーヒーを注文された後、「抽出するところを見ていいですかと?」と、カウンターに陣取ってガン見されます。そんなことは時々あるので気にも留めませんでしたが、「私達も松屋式をやるんです。」と告げられたので、話が色々と弾んできました。

 このご家族は信州旅行の帰路の途中で土岐市に立ち寄り、陶器の史跡などを観光してから珈琲屋を検索すると、画像の一部に松屋式の金枠が出てきたので当店まで来店されたそうです。抽出時に細くお湯が落とせないとか、コーヒー豆の保管方法などのアドバイスさせてもらう中で、松屋コーヒー本店で会長に松屋式を教えてもらったといった話題になりました。

 実は、お客様は京都在住で、「松屋式で淹れているところが無いんです。だから松屋式の金枠をみて来ちゃいました。」というのです。その松屋式を始めるキッカケとなったのは松屋コーヒー本店ではなく、数年前に四国旅行で出会った、香川県高松市の「山田屋珈琲店」と聞いて面白くなりました。 

 山田屋珈琲店といえば、西尾市のフレーバーコーヒーのYouYubeチャンネルで、20118月に放送された「さえちゃんのお店訪問」で登場した珈琲屋さんだったからです。でも、肝心な西尾市のフレーバーコーヒーをご存じないのです。京都、中区大須、高松と繋がっているのに。なぜ?そんな訳で、土岐のまめ蔵がフレーバーコーヒーの「フレーバー放送局」をPRさせていただきました。これで繋がった!かな?

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代替品

店で使用しているプリンターが故障しました。メッセージには「マニュアルを参照に」なんて書いてありますが、結局、修理に出さなければならず、いっそ買い換えようと家電専門店に向かいます。ところが、どこの店にも在庫商品がありません。何で?と思い店員に尋ねると、「半導体不足で生産ができず、12ヵ月待ちです。」と言われてしまいました。1万円以下で購入した手差印刷のみのシンプルプリンターなのに、修理に出すと1万円以上かかると言われ愕然としますが、代替品がなければ購入する事も出来ず修理依頼しました。

 世の中の半導体不足を思わぬところで実感しましたが、コーヒーのラベルに焙煎日を入れたり、クッキーの賞味期限の日にちを入れて都度印刷している身としては、正直、困り果ててしまいました。いろんなところで半導体不足に困っている人がいるんだと、認識不足を痛感します。

 コーヒーのラベル印字は自宅のプリンターを使用し、焙煎日の箇所を手書きにして対応しましたが、コーヒー豆の在庫終了には代替品という訳にもいかず、これも悩むところです。まめ蔵で販売しているコーヒー豆は、メニュー表に掲載できるような年間通じで提供できる定番商品は茶色の袋、生産量の少ない短期商品には赤い袋を使用しています。

 いつも定番商品に人気が集まれば良いのですが、少し個性的な短期商品が売れることも多く、「なくなったんですか?」とガッカリされるお客様の顔を見るのが毎回申し訳なく思ってしまいます。今回も、在庫の無いタンザニア・サウステラAAが年末まで、タンザニア・キゴマは来年春まで入荷しませんし、コスタリカ・ガンボア農園のブラックハニーも残り少なくなっています。

 では、その代わりとなる代替品があるかといえば、必ずしもお客様に満足いただけるような商品は少ないのです。以前、ケニア・マサイAAの代替品でケニアAAを提供した際、「マサイと比べ、ちょっと残念。」と何人もの方に言われた経験があり、安易に代替品をお勧めできないのです。 

 あ~、早くプリンターが治らないかな~?品切れになったコーヒー豆が再び入荷しないかな~?なんてことを考えながら焙煎しています。

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越前海岸まで

『福井が誇る冬の味覚、越前がにの漁が6日解禁された。越前漁港の初競りでは、最上級の「極」に過去最高の80万円の値が付いた。』、こんなニュースが出るなか、コロナ禍で旅行にも行けなかった不満を晴らすように、越前海岸まで蟹を食べに行ってきました。

活蟹刺身、茹でずわい蟹、焼き蟹、蟹すき鍋、蟹味噌甲羅焼き、蟹茶碗蒸し、蟹天婦羅、蟹雑炊と蟹ずくしで腹いっぱい!もちろん、最上級の「極」とまではいかないものの、本場の越前海岸で波の音を聞きながらの食事は最高です。

 越前海岸までの道のりは約2時間半で、その間はラジオを聞きながら運転します。パーソナリティーの何気ない会話の中には、いくつかコーヒーに関する話題も登場します。例えば、「スターバックスコーヒージャパンは、バルミューダが今年9月に発表したオープンドリップ式コーヒーメーカー「BALMUDA The Brew」とコラボした「BALMUDA The Brew STARBUCKS RESERVE LIMITED EDITION」を発売する。」とか、「東京のある会社が、有機廃棄物である ”コーヒーかす” を素材として用いた世界初の大型3Dプリント家具の製造いたしました。」なんてものです。

 話題性ばかり狙った内容で関心がなかったのですが、気になったものが、「ユニクロ銀座店が917日にリニューアルオープンし、ユニクロ初の飲食業態となる「UNIQLO COFFEE(ユニクロ コーヒー)」を始め、ゲイシャ種ハンドドリップコーヒーが450円で飲めます。」なんてものです。ユニクロ初の飲食業態への今後の展開が気になったのと、やはり、どこのゲイシャなのかが気になります。 

 蟹を食べに行っても、コーヒーの話題には耳がダンボになる店主でした。

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珈琲酵母?

 お客様から小さなパンをいただきました。愛知県新城市作手高里に20131月にオープンした、自然酵母パンと自家焙煎コーヒーの店、「自然酵母パン Raisin(レザン)」のパン・ド・カフェオレです。石窯で焼いたというパンの一塊をわざわざ手渡してくれた理由が、国産小麦と自家製ヨーグルト酵母のパンに珈琲ミルクジャムが入っているからです。そして、このパン屋さんでは珈琲酵母を使用したパンもあるというのです。

 お客様の中にもパン作りをされる方があり、熟成レーズン酵母やヨーグルト酵母といった酵母を使用したパンがあることは知っていました。今回、初めて珈琲酵母のパンの存在を知りました。でも、珈琲って生豆?焙煎豆?っどうやって酵母を作るの?知りたくなって調べてみます。

 色々な作り方があるようですが、概ね同じで、焙煎したコーヒー豆をミル挽いたコーヒー粉に甜菜糖やきび砂糖と少量の小麦、そして水を加えるものです。ミルで挽かなくても出来るようですが、表面積が増えるので挽いた状態の方が作りやすいようです。ビンなどに先ほどの材料を入れ、蓋を開けたり、蓋を閉めて振ったりを繰り返します。基本は常温でかまわないようですが、温度変化が起こらないように注意しながら二週間経過すると、小さな気泡が出てきて、かすかにアルコールの香りがしたら茶こしなどで漉して酵母液(エキス)が完成らしいです。

 一般的なイースト菌は、パン作りをしやすいように野生酵母の中から、発酵力の強い酵母菌だけを集めて培養したものです。そのため、天然酵母は発酵時間も長くかかるために一度にたくさんパンが焼けまえせんが、イースト菌と違い、独特の風味や深い味わいが楽しめるといいます。今回いただいた自然酵母のパンは、噛みごたえのある食感で、中に入っている珈琲ミルクもコーヒーの香りがします。 

 珈琲屋をしているおかげで、コーヒーにまつわる情報をお客様が持ってきてくれます。初めて知った珈琲酵母のパンの存在も、今後どこかで食べる機会があるかもしれません。でも、200℃近くに熱せられた焙煎豆に、コーヒー由来の酵母菌が残っているんでしょうかね?そんなことを思いながらパンを食しております。

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今日の曽木公園

朝晩の気温も低くなり、今朝は一段と寒さが増したような気がしました。調べてみると土岐市の最低気温は6℃だとか、どうりで寒いはずだと燃えるごみを出しに行きます。そして、ちょっと遠回りして店に行ってみようと、曽木公園まで車を走らせました。総合運動公園の横から曽木町へ農免道路を使って約10分程で到着です。

 例年ならば今月中旬から紅葉のライトアップが行われますが、昨年、そして今年と新型コロナウイルス感染拡大によってライトアップは中止されています。公園入口には、「曽木公園のライトアップは中止です。2022年は開催をしたいと思いますのでよろしくお願いします。」と、ライトアップ実行委員会の方が書いたブリキの看板が立っておりました。高齢化が進む曽木町ですから、いずれこうした町おこしも難しくなるのかもしれませんが、来年を楽しみにしたいものです。 

 静かな曽木公園の今日の紅葉は、まだまだこれからといったところです。モミジやイチョウの葉も落葉しておらず、来週後半くらいから見頃になるのでなないでしょうか?誰もいない公園を散策しながら、深まりゆく秋を一足早く味わいます。こんな自由に遠回りができる時間は、サラリーマン時代では考えられません。責任が重いこともありますが、楽しみながら日々を過ごしている店主です。

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カレーを食べ、紅茶を飲む

 定休日の今日は、午前中に母親とともに掛かり付けの内科医へ、午後からは点眼薬がなくなりそうなので眼科医へ行きました。眼科医へは久しぶりに受信することになるため、同時に視野の検査を行いました。加齢による視力の衰えはあるものの、視野には変化が見られず一安心です。ただ、個人医院は医薬分業となるため、場所を移って調剤薬局へ行かねばならず、殆ど一日を費やす結果となりました。

 そんな昼食時、久しぶりに外食しようと向かったのがインド料理専門店ウパハル(土岐市肥田町)です。朝刊に割引クーポンの折り込みチラシが入っていたため、妻が「昼に行ったら?」と言ったのが理由です。注文したチーズナン・カレーのボリュームに、血液検査のために朝食を抜いたお腹は満腹になりました。(食べ過ぎた)

 カレーを食べながら、今日111日は”紅茶の日”であることを思い出します。日本紅茶協会が1983年(昭和58年)に111日を「紅茶の日」と定めた根拠は横に置き、せっかくなので紅茶でも飲もうと紅茶専門店LiNDEN(リンデン)(瑞浪市薬師町)に行きます。

 ピアゴ瑞浪店近くにある紅茶専門店LiNDEN(リンデン)は、この地方には数少ない紅茶専門店です。スリランカの紅茶がメインのようで、ヌワラエリヤを注文しました。20192月に亡くなった紅茶研究家の磯淵猛さんが考案した紅茶ポットが運ばれ、「最初はお淹れします。」といってカップに注いでもらいます。一杯目を飲み終えそうな頃、「二杯目は濃くなるので、よかったらお使いください。」と、お湯の入ったポットがタイミングよく出されます。何も考えず、ぼんやりカップを眺めながら過ごす時間もいいものです。 

 そういえば、1017日開催予定だった、第10 紅茶フェスティバルin尾張旭は中止になったんだっけ。でも、1121日にはOnline開催みたいなこといってるし、国産紅茶グランプリの紅茶も買えるんだろうか? 妙に紅茶のことが気になり始めました。

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コーヒーの講演

『コーヒーの科学』、『珈琲の世界史』といった本の著者である旦部幸博氏が、職場の滋賀医科大学学園祭(若鮎祭)でコーヒーについての講演を行い、Youtubeで配信されていること知り、自宅のパソコンから昨夜視聴しました。

 講演内容は『コーヒー:美味しさと香味成分』と題した、植物としてのコーヒーノキからコーヒーの歴史、焙煎されたコーヒーができるまでの過程について。そして、焙煎されたコーヒーの香味特性、さらには、その香味がどのように生まれ、美味しさとどのように関わっているかといった内容でした。

 珈琲屋としてコーヒーについて話す機会の多い私とって、相手に分かりやすく話すことはもちろん、コーヒーオタクと呼ばれるような方からコーヒーにあまり興味がない方まで、コーヒーについて関心を持っていただける幅広い知識が必要です。どのような切り口で、どんな表現方法がされるのか、そこのところが大変興味ありました。

講演の後の質問コーナーも面白く、「一昔前からの変わり種の品種が、最近では風変りな精製が、一部でもてはやされていますが、それら品種や精製の差による特徴は、「コーヒーのおいしさと香味成分」にどれほど関与しているものですか?」については、その後もTwitter上で意見交換がされていました。

旦部氏は「過剰な恣意性」という難しい表現を使っていましたが、意図的な着香が商業主義によりもてはやされ、あたかもありがたい商品のようなイメージが植えつけられようとしている今日がたかこその話題でした。

その他、興味ある質問が時間により割愛され、Twitter上で回答する形になったため、記録する意味で掲載しておきます。

Q:微生物を研究しながら、普段どのようにコーヒーの研究を行っておられるのですか?

A:基本的にreference workというか、文献調査が中心です。研究や教育の目的で、普段からいつも論文検索してますが、そのついでで、コーヒーに関するものも定期的にチェックしてます(そうした中から、現在連載依頼を受けているコラムに書くネタを探したりもする

Q:ウォッシュトの中で登場する果肉を分解する役割を担う微生物はどのようなものなのですか?身近にいるのでしょうか?

A:身近にいます。川の水の中などにいる細菌や酵母などが中心です。多くの生産地では、発酵水槽に入れる水は、そうした自然水を引いてきて利用することが多いので。一応、どういう菌が多いかを調査した論文が複数でてて、土地土地で若干違いはありますが、香味に対しては*そこまで*大きく影響しない模様

Q:コーヒーをいれてから全部飲み切れずに置いておくことが多々あるのですが、長時間置いておいても味が悪くならない方法はありませんか?

A:ぶっちゃけて言うと、ありません。ただし、加温しっぱなしだと成分の変性が早くなるので、しばらく飲まないのであれば、いったん冷まして、後で(電子レンジでいいので)温め直す方が、トータルで見ると劣化は少ないです。

Q:私はコーヒーを飲み終わった後の舌に残るような酸味が苦手なのですが、その酸味は豆由来の酸味なのでしょうか、それとも質がわるくなってるが故の酸味なのでしょうか?

A:「舌に残るような酸味」が具体的に、どの酸味成分によるものか、推し量りようがないのでわかりません。

Q:近年、嫌気性発酵が用いられたコーヒーが増えているようにおもいます。嫌気性発酵のメリットは何でしょうか?

A:「メリットは何か」と言われたら、いちばんのメリットは「嫌気発酵」という言葉につられて、高く買う人が増えることです。いや、割とマジで。メリット/デメリットということではなくて、香りの変化が生まれることは確かですが。じゃあ、その「香りの変化」は、嫌気発酵でないと生まれないのか、と言われたら、必ずしもそうとも言えず、いわゆる発酵系ナチュラルとかハニー精製とかでも、それなりに似たような香味は出てきます。結局のところ「発酵方式が何か」より、「結果としてどういう香味に仕上げるのか」が大事。 

 「嫌気発酵のメリットは高く買う人が増えることです。」、こんなことは業界の人からは聞けない言葉です。だから、こうした人がコーヒーに関する本を出すから素晴らしいのです。ついでに、専門分野の感染症に関する、新型コロナウイルスの感染者数が急激に減った要因についても聞きたかったな。

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