感謝の苗

まめ蔵は、5月5日で9周年を迎えます。昨年のブログには、「あっという間に8年間が経過したという感覚です。」と書いておりましたが、今は、9年と言う時間の経過が加齢を前進させていることを実感する日々です。ただ、この現実には逆らえないため、加齢に合わせた店の運営をしなければと考えております。

そんな爺さんになっていく店主にも関わらず、多くのお客様が毎日来店され、コーヒー豆を購入していただいている結果が、9年という期間になっている訳ですから、ただただ感謝するだけです。そして、その気持ちを形にしようと考え、9周年記念のプレゼントとして準備しているのが「コーヒーノキの苗」です。

コーヒーノキはアカネ科コーヒーノキ属の植物で、本来、日本の地では育ちにくいことから、コーヒー生産国のような大規模農園は無く、観光用や園芸用で育てられています。今回用意した苗は三重県津市の赤塚植物園さんのもので、コーヒー豆を購入されたお客様やリピーターの方へお配りするため50個準備しました。コーヒーノキの花言葉は、「一緒に休みましょう」だそうですから、苗を見ながらリラックスしていただければと思います。

実は、このコーヒーノキの苗はUCCコーヒー博物館でも販売されており、これまで私自身も育てた経験があるのです。ただし、コーヒーノキは0℃以下になると根腐れし、30度を超えると葉が枯れやすくなるため、出来るだけ涼しい場所を好み、さらには、ある程度成長するまでは直射日光に弱いため、見事に枯らしてしまいました。それも、なんと三度です。

 そんな私が育てることが出来なかったコーヒーノキの苗を、9周年記念でお客様へお配りしようとするのですから、随分身勝手な話なのは重々承知しております。ただ、そうした育てることが難しいコーヒーノキからコーヒー豆が出来ることを知ってほしいからです。

 通常、コーヒー産地では3年でコーヒーの実がなることが多いのですが、日本で育てる場合、赤塚植物園さんの説明によれば6年かかるとのこと。その間は観葉植物として家の中で育ててもらいますが、置き場所については風水効果が得られるそうですから、育てられなかった私からアドバイスさせていただきます。

コーヒーノキのような艶のある丸い葉には、金運アップの風水効果があるとされ、さらに、風水的に赤い実をつける植物は、子宝運を上げるとされています。リビングにコーヒーノキを置くと、家庭運・金運・健康運アップにつながり、寝室に置けば、一日の疲れを癒して新たなエネルギーを蓄える効果が期待できます。また、書斎に置けば、仕事運・金運アップになるんだとか。 

 まあ、話のネタにお受け取りを!