春の花と花粉症

定休日の月曜日、母親と共に掛かり付け医へ出かけます。受診後、母親をデイサービスへ送り届け、店へ戻って週末に完売となったスイーツ作りを行いました。りんごのケーキ、ドライフルーツのパウンドケーキ、プリンを作りながら、手話サークルの総会準備と慌ただしく時間が過ぎていきます。

 一息ついたところで、買い物ついでに出かけたのが、可児市の「湯の華アイランド広場」です。温泉入浴施設を利用するためではなく、ここが創業された16年前から駐車場周辺に河津桜が植えられ始め、35本ほどが美しい花が見頃を迎えているというニュースを見たからです。そして、可児市観光協会のホームページで、隣接する可児川下流域自然公園のカタクリが8日に開花し始めたと知り、その様子も確かめに来たのでした。

 河津桜は満開となっていましたが、カタクリの花はここ数日、霜が下りるほどの寒さとなっているためか、ほんの一部しか花が見られません。それでも、昨年と比べると6日程早く開花しているそうなので、3月23()24()に予定されている「カタクリまつり」のころには見頃が過ぎているかもしれません。

 最高気温13℃と、春を感じる空の下で河津桜とカタクリを楽しみましたが、車に戻るとクシャミと鼻水が止まりません。そして、目もかゆくなってショボショボしてきます。そうです。ここ2週間ほど花粉症に苦しんでおり、気楽に屋外へ出ることは控えなければいけないのに、調子に乗って出歩いてしまいました。 

 そんなこともあって、受診時に花粉症の目薬と漢方薬を42日分処方してもらったのです。ただ、薬局で受け取った薬をテーブルに置いて見てみると、あまりにも大量の薬で、これが体内に入るのかと想像すると、なんだか恐ろしい気がします。「薬は毒と同じで、本来、飲まない方がいいの!」って言っていた、妻の言葉を思い出します。