大人ラベル

 先日、お客様から、「エッセル スーパーカップって知ってます?最近、コーヒー味が出たんですけど、けっこう美味しいですよ。」との情報提供をいただきました。「へ~、コーヒー味ね。」と気のない返事をしたものの、せっかくなので近くのコンビニ(ミニストップ)を覗いてみると、見慣れないパッケージのアイスがあります。

 早速、手に取って見るとパッケージには「大人ラベル」とあります。何が大人なのかと思いながらレジに並ぶと、「248円(税込)になります。」という店員さんの声。「え~!高っ!」、普通のスーパーカップが172円(税込)だから、この価格が大人ラベルなんだろうかと店に戻ってきます。

 カウンターに座ってカップの蓋を開けると、内蓋には「大人だからこそ“たべる”を“たっぷり”楽しんでもらいたい。そんな思いで作ったエッセルスーパーカップです。」とあります。QRコードが付いているので読み取ると、明治にホームページが表示されました。

 その商品説明によると、1層目はマイルドなカフェオレ風アイス、2層目は深みのあるエスプレッソ風アイス、天面に苦みと酸味を感じるエスプレッソソースとコーヒーリキュール香るコーヒークッキーを組み合せることで、食感と風味のアクセントをお楽しみいただけます。」とありました。

 確かに、天面のコーヒークッキーは口に入れるとコーヒーリキュール風の香りが広がります。コーヒークッキーの味わいとともに、エスプレッソソースのとろける口あたりとほろ苦さを堪能できます。でも、コーヒークッキーが無くなってしまうと普通のコーヒー味アイスでした。大人ラベルは天面だけです。 

 むしろ、ホームページの広告として登場する、和歌山市の写実絵師、山田めしがさんがポスターカラーを使ってリアルに描く動画、「明治エッセンシャル スーパーカップ大人ラベルを描いてみた」や、千葉県流山市のジオラマ工房-yが作るジオラマ動画「㈱明治様の広告に、ジオラマを採用いただきました!」の方が、断然、大人ラベルって感じがするのでした。大人ラベルのクオリティーはこれくらいないとね!