クリスマスブック

 昨日、店から自宅へ帰ると、イラストレーターの中山尚子さんから郵便物が届いていました。中身を見ると、「モロゾフ」のチョコレートの入ったクリスマスブックです。そして、メッセージカードにはガレリア織部で行われた『中山尚子展 九月の庭』へのお礼文がありました。「なるほど、作品を購入したお礼なんだ!」と思いながら、中山さがデザインした可愛いパッケージを開けました。

ちょうど、個展「中山尚子クリスマス原画展」が、瑞浪市のaocafe(アオカフェ)で、11月28日から12月23日まで行われており、1998年から洋菓子メーカー「モロゾフ株式会社」のクリスマスパッケージデザインが原画と共に展示されています。今回の展示は会場の定休日や営業時間の関係で見ることは出来ませんが、以前、美濃加茂市のミュージアムで見たことがあります。

東濃ニュースの取材に対して中山さんは、「モロゾフさんのデザインを手掛けて、今年で26年目を迎えた。パソコンで描く時代だが、手描きを続けている。修正は大変だが、やはり筆ならではの良さが、絵にあたたかみや味を生み、ロングセラーにつながっていると思う。『中身のお菓子は食べてしまっても、かわいらしいので、箱は残している』とか、『アドベントカレンダーのデザインを、毎年、楽しみにしている』などと言われると、うれしい」と話されています。 

私には収集する趣味はありませんが、26年分を集めると、自宅がちょっとしたギャラリーになりそうです。食べるのがもったいなくなりますが、朝のコーヒーと一緒にいただくことにしましょうか。ごちそうさまです。