師走です

今週は、私より4歳年上の松山千春のコンサートへ行きました。前半は恋愛の話を交えた歌を歌うのですが、若い頃の様なハイトーンが出ない歌声に年齢を感じてしまいます。後半は友人知人の亡くなった話を交えた人生の歌で、心臓病のためステントを何本も入れ、糖尿病の治療も行う松山千春の歌う姿に、みんな老いていくんだと不思議な気分になります。今の所、まずます健康で珈琲屋を続けてこられましたが、今後は年齢に見合った仕事の仕方に変えていく日が来るんだと考えさせられました。

そんな週末には、妻が例年よりも遅く干柿づくりを行いました。寝室のベランダに吊るされた干し柿は、いつもより若干少なめのようです。しばらくは、干し柿の縮みなが色付く様子を見ながら、厳しくなる冬を感じる生活が始まります。

 その柿について、土岐市の隣、瑞浪市の第三紀層(約170万年以前)から柿の化石が発見されているそうです。また、縄文時代や弥生時代の遺跡からも柿の種が見つかっており、古代人が柿を食べていたそうです。ただし、この頃の柿は渋柿しかなかったようですから、古代人もこのように干柿にして食べていたんでしょうか? 

 我が家では、冬になるとコタツの上にはミカン、甘栗と並んで干柿が定番の食べ物として並びます。いよいよ師走です。