今朝の四季桜

三連休となった昨日の5日、土岐市の最高気温は26℃でした。熊本では最高気温30.0℃の真夏日、大阪では27.9℃の夏日になるなど、100地点以上のアメダスで11月の観測史上1位の最高気温を更新していたといいます。

そんな異常気象に桜が狂い咲きしたという訳ではなく、ここ豊田市小原町では地区内に植えられた約10,000本の四季桜が咲き始めました。「川見四季桜の里」では、四季桜は咲き始め、紅葉は色づき始めといったところで、「小原四季桜まつり」が行われる11月11日から30日には、もう少し桜が咲いているかもしれません。ただ、紅葉の方は暖かな日が続いていることから、桜と紅葉を同時に楽しむことは難しいかも。

四季桜とは、公益財団法人日本花の会「桜図解」によれば、「エドヒガンとマメザクラの雑種と推定されるコヒガン系の桜です。秋は10月頃から咲き始め、暖かいところでは冬の間も少しずつ咲きつづけます。個体により花色や花の大きさなどに変異があり、各地で独特の名が付けられていることが多い桜です。」だそうです。

 小原の四季桜は、豊田市小原北町の藤本玄碩という医師が文政年間内の始めに名古屋方面から苗を求めて、植えたのが親木となって、広まったものと言われています。 

 明後日からは立冬に入るというのに、今年は記録的な暑さが続いています。しかし、山の木々は着々と冬の準備をしているようです。