蜂蜜とコーラ

 SCAJ2023のイベント会場で面白そうなものを買ってきました。それが、『COFFEE FOREST HONEY』と『カスカラ・コーラ』です。

COFFEE FOREST HONEY』は、日本企業とアフリカや東南アジア、南アジアといった途上国の人々をビジネスでつなげる、途上国専門商社の株式会社 RAISE WORLDが手掛けるコーヒー蜂蜜です。

この蜂蜜の蜜源は、エチオピアの中でもユネスコに自然保護登録された大自然の中にある特別なコーヒー原生林で、蜜蜂たちが一生懸命集めたもので、加熱しない生蜂蜜です。202110月から発売されているようですが、これまで気付きませんでした。

コーヒー花を蜜元とした蜂蜜は中南米に多く、グアテマラ産の蜂蜜は食べたことがありますが、それよりも味が濃厚といった感じがします。毎朝食べている中国産のものとは比べ物になりません。コーヒー豆を購入されるお客様の中にはニホン蜂蜜を取る方もありますが、色はそれよりも濃く、味も深いのが特徴です。

商社のホームページには、「COFFEE FOREST HONEYは、加熱していない生はちみつであるため、これらの栄養素が壊されることなく、消費者の方々までお届けすることができ、スーパーフードとしての側面も持っているのです。」とあり、「キャッチコピーを言わせてください。蜂蜜なめても、アフリカなめるな!!」とありました。私、決してアフリカをなめてませんから。

 もう一つの『カスカラ・コーラ』は、新規就農者を中心とした提携生産者が栽培した農産物の販売を手掛ける京都の株式会社 坂ノ途中の子会社、「海ノ向こうコーヒー」が販売するクラフト・コーラです。コーヒーの果肉を乾燥させたカスカラをシロップに加工し、さらにジンジャーシロップ、レモン果汁、カルダモン、クローブ、ブラックペッパーなどの香辛料を加えたクラフト・コーラシロップです。今回は、そのシロップを強炭酸で割って、カスカラ・コーラにしました。

 既に、常連のお客様へ試飲してもらいましたが、反応は「確かにコーラといえばコーラ。」、「これがクラフト・コーラってやつか。」など様々です。私に一番響いた反応は、「養命酒みたい。」でした。確かに、香辛料ってのは漢方にも使われるから養命酒というのは近い気がします。このカスカラ・コーラは、10月発売予定ということですから、まだ市販されていないようです。でも、売れるんかいな? 

 興味のある方は、それぞれネットで探してみてください。