孫の写真

先日、現代陶芸美術館(多治見市)で三島喜美代さんの作品を観てきましたが、90歳を超えながらも未だに、「好奇心が一番。そして実現するまで諦めない。面白いことばっかりやってきて今がある。命懸けで遊んでます。」という三島さんの言葉に刺激を受けました。

日頃から興味のあることには「なぜ?」を繰り返しながら、実際に体験してみたり、見てみたりを実践してはいるものの、はたして自分が成長しているのかといえば?マークがついてしまいます。サラリーマン時代には、部下社員の育成を目標にしながらも、自分が成長できる状況ではなくなり、新たな環境に身を置く意味もあって珈琲屋を始めました。そして、これまで多くの刺激を受けながら取り組んできたところです。ところが最近では、何だか燃料不足気味といった感が否めません。

そんな時、娘から孫の写真が送られてきました。2か月前まではハイハイも出来なかったものが、今では捕まり立ちを頻繁にするようになったそうです。子供だから当然なのでしょうが、成長よりも加齢による後退を防いで現状維持を願う私とは大きな違いです。孫の成長に目を細めながら、まだまだ奮起しなければと思ったしだいです。

そんな自分に刺激を与えるため、来週には東京へ出かけて「SCAJ2023」の空気に触れながら、産地セミナーを聴講したり、様々なコーヒーを飲みまくって、コーヒーにたっぷり浸ってこようと計画しています。そして、「3 CHALLENGE COFFEE BARISTA」も観覧し、自分の知らない世界へ首を突っ込んでみます。 

田舎のちっぽけな珈琲屋ですが、時には孫のように捕まり立ちしながら違う景色を覗いても良いかな?と思いました。