製氷機、おまえもか!

先週から製氷機の調子が悪くなり、いつもの大きな氷ではなく、水っぽい小さな氷ばかり作り出します。しまいには本体横から水がチョロチョロと流れ、明らかな水漏れの症状が出てきました。修理業者に依頼しようにも営業中には修理できないため、何とか週末を乗り切ろうとコンビニで氷を買ったり、100均で氷を作るトレイを買って応急処置をしました。エアコンといい、「製氷機、おまえもか!」といった気分です。

 そして、定休日に保守業者へ連絡して修理を依頼すると、担当者が夕方に店へやってきてきれました。そして、製氷機を覗くと、「給水用の電磁弁の一部に亀裂が入っています。」とのこと。良く見ると、樹脂製の水バルブに亀裂が見て取れます。「この亀裂から水漏れしているため、充分に製氷板に水を吹き付けられないので大きな氷にならないんです。」と説明を受けます。

 初めて知ったのですが、業務用製氷機が氷を作る仕組みは、製氷機上部に設置された格子状の金属製の製氷板へ下から水が吹き付けられ、その吹き付けられた水が徐々に冷却され凍っていくのです。出来上がった氷の中央が凹んでいるのは、下から吹き付けられた場所になります。

 そんな製氷機の仕組みを聞きながら雑談していると、エアコンの修理業者と同様、保守業界は人材不足とのことで、特に若い方の離職率が高いことを知ることになります。今回も、本来の担当エリアの人が退職意向を示しているため、エリア外の方が訪問してくれました。この方、実は前職でコーヒーマシンの設置や保守をしていたそうで、コンビニやスタバなのどのカフェチェーンでの私見を話してくれ、中々興味深い話を聞くことが出来ました。不幸中の幸いって感じです。 

 そんなこんなで製氷機は無事修理が完了し、今日も大きな氷を沢山作り出してくれます。アイスコーヒー、バンバン作れますよ~!