別小江神社へ

定休日の月曜日、いっこうに改善しない腰痛のため、かかりつけの接骨院へいこうとしたら、妻から午前中に書斎のエアコンの交換工事があると言われ、二時間程自宅に居て立ち会うことになりました。そして、工事が順調に終了したので、お盆(当地は7月)に合わせて墓参りをし、「さて、接骨院は午後3時からした施術を受けられないし。」と、ぼんやりしておりました。

 自宅に居ても腰痛が気になってしかたがないため、気晴らしにドライブにでかけることにします。向かった先は、名古屋市北部にある別小江(わけおえ)神社です。この神社は町内にあるような小さなところなのですが、一応、平安時代には既に名前が登場するほど歴史があり、織田家や豊臣家、徳川家からも厚く崇敬されていたそうです。

この神社に以前から興味を持っていたのは、全国神社ランキングの御朱印部門で6年連続1位を受賞したとか、色鮮やかな花手水をはじめ、境内は季節に合わせてフォトジェニックに飾り付けられているため、SNSでも人気を集めているとラジオで聴いていたからです。もっとも、御朱印爺さんではないので限定御朱印を集めることはしませんが、小規模な神社の「映えスポット」としての企業努力に興味が湧いていたのです。

 神社に着くと、正面鳥居の前に和傘と茅の輪くぐりが見えます。手水舎の前には429日~531日まで行われた「感謝詣・晴れまいり」のてるてる坊主が出迎え、手水舎には七夕をイメージさせるタペストリーと色とりどりの水風船が浮かんでいます。さらには拝殿横には清涼感のある風鈴ロードがあり、周りには記念写真を撮るにピッタリの場所が設けられています。まさに噂通りの神社でした。

 正直、女性の参拝者が喜びそうなスポットを「これでもか!」と並べているだけなんですが、そこが中途半端ではないだけに「参りました。」という気分になります。そんな情報を地元の神社の神主さんに伝えましたが、果たして参考になったでしょうか?「やれば出来る!」を体感した時間でした。でも、腰痛は簡単には改善しないのでご利益の程は定かではありません。