猿田彦神社で珈琲

 先日、お客様との何気ない会話の中で、「土岐市にも猿田彦神社があるんだ。」と言われ、Googleで検索してみると、確かに土岐市泉町久尻地区にあるようです。場所をさらに詳しく調べると、泉町久尻字五斗蒔の公民館近くのようです。そこで、定休日を利用してその場所まで行ってみることにしました。

五斗蒔地区に入って、石黒商事㈱の研修施設「きらめきの森」と書かれた駐車場へ車を止め、短い坂を登っていくと「猿田彦神社」と書かれた石碑があり、その横には祠が建っています。石碑の裏には「昭和四拾年参月拾弐日五斗蒔町内有志が納金にて宮を建てる 平成九年参月弐拾日五斗蒔町内会が納金にて遷宮する 平成九年参月吉日 町内会再建委員会」と刻まれていました。

 猿田彦大神を祀る神社は全国に約2千社あると言われ、ここ土岐市にも猿田彦神社があった訳ですが、なぜこの場所に遷宮したのか分かりません。日本神話に登場する猿田彦大神が神様たちの道案内をしたという言い伝えから、方角、方除け、交通安全、旅行安全、道、土地守護、導き(導開)のご利益があるといわれていますが、いったい当時何があったんでしょうか。 

 そんな事を想像しながら、ここへ来る途中のマクドナルドで買ったコーヒーを飲み干しました。猿田彦神社で珈琲を飲むなら、やっぱり猿田彦珈琲が良いなんていう発想は持たない、まめ蔵の店主でありました。