鯉のぼり

先週は可児市のワールドローズガーデンへ行きましたが、今週は瑞浪市民公園内にある「ホタルのせせらぎ広場」へやってきました。ここでは、瑞浪市教育委員会主催の「第27回こいのぼり祭2023」が5月4日・5日に行われるため、4月20日に業者の高所作業車によって、鯉のぼり約140匹が掲揚されているのです。

 孫が男の子ということもあり、記念写真を撮るために散歩しながらジジ・ババがベストショットを探していると、何組もの家族連れがピクニックにやってきます。公園の遊具で遊ぶ子供たちや、カップルが楽しそうにお弁当を広げる光景を見ながら、空に舞う鯉のぼりを眺めておりました。

 掲揚されている鯉のぼり、市民からの寄付などを利用したもので、瑞浪市には現在、約200匹がいるそうですが、昨年が約160匹、今年は約140匹だそうで、年々鯉のぼりも痛んでくることでしょうから、実質、掲揚が可能なものが減ってきているのでしょう。

 昔は親戚の家に男の子が生まれると、初節句に合わせて鯉のぼりを贈ったものですが、そもそも鯉のぼりを掲揚する場所もなく、掲揚する家庭も少ないことから、今後はさらに減っていくのでしょうか♫屋根より高~い鯉の~ぼ~り♫といった歌の意味も理解できない子供たちが、さらに多くなってしまいますね。 

 なお、こいのぼり祭が行われる前日の5月3日から5日までの3日間は、瑞浪市化石博物館・瑞浪市陶磁資料館・瑞浪市市之瀬廣太記念美術館の文化施設が無料開放されるそうで、イベント終了後も5月19日までこいのぼりが掲揚されるとか。空を眺めることが少なくなった日々の生活の中で、自然と上をを向いて歩くことになるのは貴重な時間になるでしょうから、また、一人で散歩してみようと思います。