お風呂の日に

 先週は比較的天候に恵まれたためか、多くのお客様に来店いただきました。そんなお客様の中には、アウトレットの帰りにグーグル検索で来店された安城市のご夫婦や、半年ぶりにイギリスから里帰りされたご夫婦、前向きな転職の報告をするため来店された方など、楽しい出会いが沢山あって嬉しかったのですが、正直、少々お疲れモードになっていました。

 そこで、久しぶりにスーパー銭湯へ行こうと車を走らせると、ラジオからお風呂に関する話題が出てきます。どうやら、今日の2月6日は「お風呂の日」なんだとか。「2(風) 6(呂)」、確かにお風呂なんだけど、確か、毎月26日も「お風呂の日」だったような気がします。

 調べてみると、一般社団法人HOT JAPANが銭湯や温泉も含めた日本のお風呂文化を世界に発信していくことを目的として申請し、平成28年に一般社団法人日本記念日協会によって、2月6日が「お風呂の日」として認定されたそうです。そして、毎月26日の方は、東京ガス株式会社が制定したという説があるものの曖昧で、はっきりしているのが426日を日本入浴協会が「よい風呂の日」と制定していることぐらいです。まあ、銭湯を営む人にとっては毎月イベントが行える訳ですから、都合がいいのかもしれません。

 そんな事を考えながら到着した先は、可児市にある日帰りスパリゾート「湯の華アイランド」です。地下1800mから湧き出す塩化物泉の湯が自慢温泉施設が24種類と、眼下に木曽川の自然を眺めながら屋外テラスで一息できる開放感溢れる施設です。のんびりした一時を楽しんでリラックスできました。でも、「お風呂の日」といったイベントも無かったし、そんなに混んでなかったな。意外と知られていないんでしょうか。 

 ちなみに、「スーパー銭湯」という言葉の発祥は、名古屋市にある「竜泉寺の湯」だそうです。当初は「夢の健康銭湯」にしようと検討されていましたが、インパクトに欠けるということで「スーパー銭湯」としたんだとか。「スーパー」と付けたのには、「飛び抜けている」という意味もありますが、それまでの公衆浴場(いわゆる町の銭湯)よりも様々な設備を取り揃えていることから、沢山の商品を取り揃えている「スーパーマーケット」からも言葉をもらったようです。