のんびり正月

我が家の正月の光景は何十年も同じです。元日にお節と雑煮を食べてから、町内の新春歩け歩け大会に参加し、届いた年賀状に目を通して旧友の様子を知る。二日の朝は、とろろご飯を食べ、妻の実家の墓参りへ向かうことになります。

 その間、朝食後にコーヒーを飲み、午後には妻が年に一度点てる抹茶(白川茶)をいただくのですが、このワンパターンの暮らしが染み付いており、今後も変化が起こりそうにありません。これが、ザ・我が家の正月っていう感じです。 

 ただ、明日の3日になると、4日から再開する店のことが気になり出して、「焙煎しなくっちゃ!」、「ケーキを作らなきゃ!」とソワソワしてくるから不思議なものです。サラリーマン時代は、「また仕事が始まるのか!」といった憂鬱な気分とは随分違うのです。そこだけは、唯一変化したところでしょうか。