永保寺へ

 多治見市へ買い物に行った帰り道、虎渓山永保寺へ立ち寄って紅葉を見に行ってきました。永保寺の敷地内にはモミジやイチョウなどの植物がたくさんあり、紅葉の見頃を迎えており、国宝建造物と紅葉のコラボレーションを見ることができます。

 本堂前の樹齢700年と言われる大イチョウの前を歩くと、臥龍池の中央に架かっている無際橋と呼ばれる太鼓橋が見えます。美しいアーチが特徴的なこの橋は「日本百名橋」に選ばれており、背景が紅葉で彩られると風雅な雰囲気を感じさせてくれます。なお、大イチョウは大きくなりすぎているため、樹木保護により、来年大幅な剪定を予定されているようですから、このような大きな姿を見られることはしばらくなくなると思います。

 月曜日の午前中にも関わらず、永保寺には多くの人々が紅葉を見に来られており、さすがに「飛騨美濃紅葉33選」に選ばれているだけのことはあります。そのためか、紅葉の加減を尋ねる電話が寺院に多数かかって困っているようで、昨年から紅葉の状況を誰でもいつでも見てもらえるようにTwitterを活用して発信しているようです。でも、ここを訪れる方は年配の方ばかりなので、たぶん見ないでしょうが。

 永保寺を訪れた際に専用駐車場を利用しましたが、既に多くの車が駐車し、観光バスも数台並んでいました。そうした団体客にはオレンジ色のベストを着用した方が案内されています。聞く所によると、多治見観光ボランティアガイドの方々のようで、無料で観光案内をしていただけるようです。 

 そんなボランティアガイドの後を追いかけるように駐車場へ戻り、虎渓山永保寺案内所で豆腐田楽を食べて一息入れました。やはり「花より団子」の私には、これが必要です。(だからダイエットできない。)