秋の味覚を堪能

中津川市が制定した「栗きんとんの日」の99日は数日後ですが、その前に、恵那駅横にある観光物産館「えなてらす」で、恵那市内の和菓子店8店舗の栗きんとん詰め合わせ「栗くらべ」を購入してきました。まあ、新聞記事を見た妻の要望で購入しただけなんですが。

 99日が「栗きんとんの日」になったのは、この日が重陽の節句や栗節句と呼ばれており、昔から栗料理や栗菓子を食べて長寿を祈る日だったことや、「栗きんとん」の発売時期でもあったようです。しかし、この地方では栗が実るのは9月中旬以降となるため、今、店頭に並んでいる栗きんとんは昨年の冷凍物だったり、九州産の栗だったりするのです。でも、この地方に住む人にとては間違いなく秋の味覚なのです。

 お使いはそこそこに、せっかく恵那にやってきたので、恵那川上屋 本社恵那峡店まで足を伸ばし、恵那川上屋特製のできたてのモンブラン「栗一筋」を食べます。販売期間は9月上旬から1月上旬までのわずか約4カ月間で、最下層から「メレンゲ」その上に「カスタードクリーム」、「生クリーム」、「キャラメルソース」、最後に「特製の栗ペースト」がたっぷり乗ったモンブランです。

 

 お値段も1300円と色んな層が重なった分、栗きんとん5個分と少々お高いのですが、「栗を食べた!」という満足感はあります。そして、今朝のコーヒーのお供に栗きんとんを食べ、9月早々に秋の味覚を堪能しております。