今夜は、立命館大学主催の食イベント「ポンテ・ガストロノミコ」がオンラインで開催され、「コーヒー」が取り上げられることになったので、19:00~21:30は自宅のパソコンとにらめっこでした。
イベントの内容な次の通り
第1部 各20分
1)旦部幸博さん「コーヒーのおいしさはどこで生まれるのか?」
2)José. 川島 良彰さん「コーヒーで世界を変える」
3)鐙 麻樹さん「ノルウェー人はコーヒーで政治を語る」
第2部
1)実演「José. 川島良彰が、今夜セレクトしたコーヒー」 20分
2)トークセッション 60分(第1部ご登壇の3名によるトークセッションです。モデレーターは、フードジャーナリストの君島佐和子さん。)
2022年1月、立命館は日本橋を拠点に「食」にまつわる事業を展開するため、「立命館ポンテ・ガストロノミコ」を立ち上げたそうです。ポンテ・ガストロノミコとは、食を意味するガストロノミコと橋を意味するポンテを組み合わせた造語なんだとか。世界共通のコミュニケーション・ツールである食で社会を良くしていくを目指して、食にまつわる様々な事業を展開していくというのです。今回のセミナーはその一つというわけです。
旦部幸博さんや川島良彰さんの話は、これまで書籍などで目にしたものですが、直接話を聞くと改めて記憶が蘇ってきます。やはり、対面で講演を聞く機会が減ってしまった期間が続いたことで、忘れたり漏らしてしまう情報の多さを思い知らされました。
それに引き換え、鐙麻樹さんの「ノルウェー人はコーヒーで政治を語る」という話は、日本人とは大きく違う環境に驚いたた同時に、「コーヒーがなくっちゃ始まらない」という文化にとても興味が湧きました。地理的・歴史的条件が異なることから、日本が同じようになるとは思えないので、日本人がコーヒーで政治を語る時代は来ないと思いますが、羨ましくも感じます。
トークセッションでは、視聴者からの質問に答える形式行われ、認証コーヒーについての質問、日本で良質なコーヒー栽培は可能か、2050年問題についての質問に、川島さんが真っ当な答えをしていたのが印象的でした。
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