沖縄を食べて観る

今日、515日は沖縄の本土復帰50周年の日となります。50年前、1972年の私は中学生で、まだ日教組で頑張っていた先生もいたので、色々と話を聞いた筈なのですが、覚えているのはドルから円に両替することと、車が右側通行から左側通行に変わるといったことだけです。沖縄について学ぶようになったのは社会人になってからで、今思えば何にも考えていない少年だったのでした。

 そんな少年も還暦を過ぎたオヤジになったものの、沖縄の本土復帰については知らないことも多く、沖縄県復帰50周年記念事業の趣旨文にある「復帰から今日までの歴史を振り返り先人たちの労苦と知恵に学ぶ」ことをするため、沖縄の食を楽しみながら沖縄を考えるテレビを観ることにしました。

そこで、本日の昼食は、沖縄そば(明星食品)、ミミガーチップ・ミミスター(株式会社あさひ)、オリオンビアチップとりかわ((有)祐食品)、紅いもタルト(株式会社御菓子御殿)を食べながら、NHKプラスで「ドキュメント72時間 沖縄 追憶のアメリカン・ドライブイン」、「クローズアップ現代 50年前の沖縄にタイムトラベル 本土復帰“歴史への旅”」を観たのです。

観終わったところに、ちょうど元校長先生だったお客様が来店されたため、沖縄の本土復帰50周年の話題に触れ、しばらくの間、当時の教員時代の思い出や出来事を話してもらいました。本土復帰前に、教員の交流事業で土岐市内の小学校へ赴任した沖縄の先生がきっかけで、夏休みに沖縄旅行に出かけて校舎に寝泊まりした話など、当時の出来事を知る話が聞けました。 

機会があれば、沖縄出身の方に話を聞いてみたいものです。