100円コーヒーを飲みながら花見

自宅から一番近い道の駅「どんぶり会館」の前を通ると、いくつかの綺麗な花が目にとまります。東京では桜が満開らしいのですが、土岐市ではやっと開花を始めたくらいで、花見どころの状態ではなく、今週には寒の戻りがあるそうですから、まだ一・二週間先になりそうな感じです。

 桜の花見は出来ないものの、綺麗な花を見つけたので、近くのコンビニでコーヒーを買い求め、道の駅周辺をコーヒー片手に花見気分で散策することにしました。ここ数日の気温上昇で4月中旬以降に咲くはずのツツジも咲き、梅の花やモクレン、レンギョといった色とりどりの花を見て回ることができました。

 歩きながら飲んでいたコンビニ・コーヒーは、冷めてしまうと苦いだけの黒い飲み物になってしまうところが残念ですが、なにせ100円(税込)という格安価格なのですからし方がありません。

  セブンイレブンのセブンカフェがコンビニ業界で一番最初に100円コーヒーのサービスを開始したのが2013年の1月ですから、それから9年間値上げしていないことになります。その間、原材料や包装材等の値上げがあっても価格を据え置いており、最近のコモディティ市場の高騰もあって、ただでさえ原価率の高いコンビニ・コーヒーは大変なんじゃないかと他人事ながら思ってしまいます。

  テイクアウト提供するコンビニでは、セルフでコーヒーを作ってもらい回転率をあげることができます。また、コーヒーと合わせて他の商品もついで買いしてもらう抱き合わせ商品も豊富です。当然、コーヒーカップを手洗いする必要もなければ、接客はレジ入力のみです。だから100円という価格も維持できるのかもしれませんが、今後、原材料費の全てが高騰すれば、いったい何時まで100円が続けられるのでしょうか?

 まあ、質を落として味を落とすか、高級志向へ路線変更するかなんですが、コンビニ・コーヒーを飲む機会のほとんどない私には、正直どうでもよいのですけど。 

 それにしても、桜が咲くのが楽しみですが、毎晩、花粉症のクシャミと鼻水で起きるのだけは終わりにしてもらいたい。