雛人形

妻が日曜日に雛人形を飾ってくれました。ここ東濃地域では旧暦で雛祭りを行うところが多く、4月3日に合わせて3月上旬に雛人形を飾っています。この雛人形は長女が生まれた際に、妻の実家から贈られたものであり、それ以降30数年間毎年飾っているのです。

 最近では卓上型の人形が多いようですが、7段飾りの雛人形を飾るのは結構大変で、「どうせ手伝えないでしょ?」などとイヤミを言いながら、最近では妻一人で飾ることが多くなりました。30数年前、一番最初に撮影した写真を見ながら並べていきますが、写真が随分と色褪せてきており、時の経過を感じてしまいます。 

 今では、二人の娘たちはそれぞれ所帯を持って遠方で暮らしていますが、娘たちが家にいた時の同じように、雛人形を飾り、4月3日には散らし寿司食べるのだと思います。我が家の変わらぬ伝統行事といったところです。