そばの蕎麦屋

ここ数年、コロナ禍とあって外食の回数もめっきり減りました。そんな中にあって、夫婦で時々出かけるお店が蕎麦屋さんで、自宅のそばの蕎麦屋さんを探しては食べに行っています。ここ1年くらいに出掛けた店はこんな所です。

 ①『手打ちそば 秋新』(土岐市下石町1937-3

古民家を改装した風情のあるお店です。せいろと田舎そばの2種類があり、両方楽しめる二色そばがあるものの、やはり、せいろがよろしいようです。

 ②『そば茶屋 土岐店』(土岐口中町6丁目44

長野県茅野市に本社を置く、株式会社 渡辺製麺の姉妹店として安定の速さ、安さです。小腹が空いた時に直ぐに食べたい蕎麦です。

 ③『sobaya天』(土岐市泉郷町2-47

コの字居酒屋のようなカウンターで食べる手打ちそばです。女性店主が一人で切り盛りする姿を眺めながら、蕎麦をすするのも悪くない。

④ 『そばきり邦や』(多治見市幸町)

多治見市本町オリベストリートにある蕎麦の「井ざわ」で修業を積んだ店主が独立したお店です。自宅からそばという訳ではないですが、同級生の鍛冶屋さんが看板を作ったと言うのでやってきました。

 昼間に飲食店を覗くと、外回りをしている会社員や作業服を着た方々が目立つものの、家族連れの光景がめっきり減ったように感じます。仲間内でも、集まった帰りに「ちょっと食べに行こう!」といった機会も無くなり、雑談を通してのコミュニケーションも希薄になっています。 

 「食べながら会話する」ことが悪のように言われ続けられ、本来、人が傍(そば)によって話すことから親交を深めていくことが、今更ながら出来なくなっていく世の中に不安を覚えてしまうこの頃です。