ワクチン・検査パッケージ制度

ニュースを見ていたら、再び緊急事態宣言が出た場合もワクチンの接種証明書などの提示があれば、政府は飲食店やイベントでの人数制限を設けない方針で、20日からスマートフォンで接種証明書を表示するアプリの運用を始めたといいます。

そこで、デジタル庁のホームページを見ながら「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」をスマートフォンにダウンロードし、マイナンバーカードを読み込んで、接種したワクチンの種類や接種日などが画面に表示されるようにしました。

 そんな翌日、岐阜県新型コロナウイルス感染症対策本部より一通の手紙が届きます。内容は「ワクチン・検査パッケージ制度」のお知らせと、飲食店等への登録を勧める案内状です。この「ワクチン・検査パッケージ制度」とは、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置等の状況になった際、ワクチン接種歴又は陰性の検査結果を活用し、飲食やイベント、人の移動の各分野における行動制限の緩和を可能とする制度です。

登録対象事業者は、県内の第三者認証飲食店「新型コロナ対策実施店舗向けステッカー(ミナモステッカー)」の交付を受けている県内の飲食店となり、登録申請を行えば上記の場合にも利用者の人数制限を緩和し、制限なしとなるそうです。(感染拡大時において、同一グループの同一テーブルでの5人以上の会食を避けるよう要請した場合、同一グループの同一テーブルでの5人以上の会食が可能となる。)

 まめ蔵においては、そもそも5人以上同時に座れるテーブルもなく、席数も削減していることから制度を利用することは無いと思われますが、可能性がゼロではないので登録申請をしてみることにしました。専用サイトにメールアドレスを入力すると、メールに添付された登録サイトに移行します。そこで事業者の氏名や店舗名等を入力する簡単なものでした。 登録が完了した店舗へは、ワクチン・検査パッケージの登録ステッカーが後日配付されるそうなので、登録ステッカーが届いたら入口の見やすい場所に掲示することにします。 

 ただ、登録が完了した事業者が同制度を実施し、行動制限の緩和を行う場合には、利用者の入店時に「ワクチン接種歴」または「陰性の検査結果」を確認する必要があります。そこで登場するのが「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」という訳です。ただし、お店を利用している方に話を聞いても、多くの方がマイナンバーカードを取得していない状況ですから、アプリの運用も少ないと考えられることから、この制度を実施することは無いかもしれませんね。