久しぶりの「おちょぼさん」

師走に入り、今年初めての「おちょぼさん」へ行きました。「おちょぼさん」とは、商売繁盛、家内安全などにご利益がある庶民の神様「千代保稲荷神社」(岐阜県海津市)のことです。コロナ禍ということもあって、年に数回参拝に訪れる場所も、たった一度になってしまいました。

  いつものように、いつもの場所で油揚とロウソクを購入し、一年間無事に「まめ蔵」を続けることが出来たことを報告します。そして、定番の漬物屋で物色し、決まったお店で草餅を土産に買って帰るのでした。岐阜県内の感染者数減少が続いていることもあってか、訪れる方々も多くなったように感じます。

 「おちょぼさん」へは高速道路を使って羽島ICまで行くのですが、途中、尾張一宮パーキングエリアでトイレ休憩しました。その際、食堂の窓ガラスに、「ここでしか飲めない こだわりの一杯がある。」というポスターを見てしまい、ついつい中に入ってしまいます。ポスターをよく見ると、「138ブレンドいちのみや珈琲は、尾張地方の喫茶文化を伝承する一宮オリジナルのコーヒーです。選りすぐりの良質な豆を、イチノミヤにちなみ1対3対8にブレンドしています(豆はタンザニアキリマンジェロ・ブラジルピーベリー・コロンビアスプレモ)。少し強い苦味の奥に濃い甘みとアロマを持つブレンドとしました。」とありました。

 なんのことはない「語呂合わせのコーヒーかい!」とは思ったものの、確かにここでしか飲めないかもしれないと思い直し、注文してしまいました。一杯300円、エスプレッソマシンで淹れたコーヒーは少し苦味があります。でも、同時に「一杯あたり8g使うとして、ちゃんと指定のコーヒー豆が1対3対8になっているんだろうか?」なんて思ったりします。

 この「138ブレンドいちのみや珈琲」は、地元のロースター(MGコーヒー)と、地域独自の市民文化醸成を図ってきた まちづくりNPO(志民連いちのみや)とが協働して作り出したもののようで、市内のカフェやパティスリーなど、「138ブレンドいちのみや珈琲」取り扱いショップで販売しているようです。だから、「ここでしか飲めない こだわりの一杯がある。」のキャッチフレーズにまんまと引っかかってしまったことになります。 

 語呂合わせか!下石町だから「オロシ」、0対6対4のブレンドってもいけるかな?ダメじゃん!0(ゼロ)があるし!