リベリカ・ブレンド

春から半年ほどシンガポールへ長期出張に行っていたお客様が、「お土産です!」といってコーヒー豆をプレゼントしてくれました。同時に、シンガポールでの入国後、帰国後の隔離期間での話、コロナ禍での仕事の苦労など、生活習慣や行政の対応、市民生活と様々な話を聞くことが出来ました。

 その頂いたコーヒー豆は、19世紀に建てられたシンガポールを代表する名門ラッフルズホテルのコーヒーです。箱の裏面には「コーヒーの特性」について記載されており、『ザ・ストレイツブレンドは、ラッフルズホテルのために特別にブレンドされたコーヒーです。シンガポールで「コピ(kopi)」として親しまれているコーヒーに使用されている、珍しいリベリカ種のコーヒー豆をブレンドしました。このスモーキーでフローラルな特徴的なアロマは、シンガポールの昔ながらのコピティアム(ローカル風カフェ)で手作業によって焙煎するコーヒーを思い起こさせてくれます。』、へ~!リベリカのブレンド!こりゃ日本国内では中々お目にかかれない代物です。 

 スモーキーというほど深煎りでもなく、リベリカ特有の香りが最初にあり、飲み終わった後には少しロブスタを感じます。これが、「昔ながらのコピティアム(ローカル風カフェ)」なのか?定かではないものの、貴重なコーヒーを楽しませていただきました。たぶん、シンガポールへは一生行かないでしょうから、ラッフルズホテルで飲んだ気分に一人で浸りました。ごちそうさまです。