紅葉二景

 瀬戸市出身の藤井聡太三冠が竜王戦に勝利し、史上最年少での四冠達成を果たしたこともあり、今回は瀬戸市の紅葉を見に行こうと、瀬戸市岩屋町の岩巣山麓の鳥原川沿いにある、愛知高原国定公園の一角となる「岩屋堂公園」へ行きます。

 ここは初夏はホタル、秋は紅葉で知られる場所で、瀬戸大滝へ向かう途中の「もみじ橋」、「紅橋」、「かじか橋」と紅葉のアーチの中を散策することができます。「岩屋堂公園 もみじまつり」として夜にライトアップされるようですが、昨年同様にコロナ禍とあって中止のようです。途中の茶屋で吾平餅(200円)と食べましたが、みたらし団子と同じタレが使用されており、一風変わった吾平餅を味わいました。

 紅葉を楽しんだ後、この場所から二十数キロ離れた豊田市小原町へ向かい、「小原四季桜まつり」が行われている、「川見四季桜の里」を見に行きます。観光協会のホームぺージには四季桜3分~4分、紅葉3分~4分といった情報が出ていましたが、見た感じではまあまあの見頃ではないかと思います。日の当たりにくい場所の桜はもう少し先ですが、全体的には紅葉と桜を同時に楽しむことができ、小原の四季桜独特の光景が目の前に広がります。

 本日(15日)の新型コロナウイルスの感染者数は、東海三県合わせて3人と少なくなりました。そんなこともあり、こうした観光地へも多くの人が出かけるようになりました。ただ、飲食店の利用は昼が多いものの、稼ぎ時となる夜の営業時への利用はまだまだ少ないようです。神奈川県に住む娘たちの職場でも、夜の会食は控える傾向にあり、従来のような忘年会も計画されていないようです。 

 緊急事態宣言時の飲食店への支援金制度もなくなり、あちらこちらで閉店する状況が出てきています。厳しい冬を迎えるところが今後も増えてきそうな予感がする、今日この頃でした。