10月も終わりました

9月下旬から徐々に来店客が増えてきており、その後の緊急事態宣言解除の影響もあってあってか、グループでの来店が目だってきました。特に10月は、コロナ禍前の201910月に比べても少し増えており、これまで毎月大きな変動もなくきていた時と比べると、何だか「大丈夫か?」と思えてしまいます。9月までのように来店客数も落ち着いて、売り上げも大きく上下しない落ち着いた状況の中で店を続ける方が安心できるのですが。

グラフを見て分かるとおり、これまで経験したことのないコロナ禍の中でさえ、継続して「まめ蔵」に来店され、コーヒー豆を購入して下さる方が存在するという事実が有難いのです。セカンドライフに自分の好きなことをやって、その店を利用していただける方があるから続けられるのですから。僅かな税金しか納めていないのに、行政からの援助を受けることも憚れると思っていましたが、幸いにも何とか自力で営業が続けられています。

昨年は一時的な巣篭り需要もあって、コーヒー豆の売上が前年を大きく上回る月もありましたが、今年は来店客数の動きと同様に比較的落ち着いた数字になっています。ある意味、本当のリピーター様になっていただいている方々が見えてきたように感じています。これからも徐々にリピーターが増えていくように、魅力的な店づくりを心掛けていかねばなりません。

嗜好品を扱う店だからこそ、繰り返し利用していただいて初めて存在意義が生まれます。「コーヒーがなければ生きていけない。」という人は、ほんの一握りの方だけですから、気軽にコーヒーを楽しめる場所となるようにしたいものです。そして、自分自身がまめ蔵を通じて楽しむことを最優先に。

ホームページの「まめ蔵への想い」にも書いていますが、「来店してくださるお客様はもちろん、提供する自分自身も幸せであるべき」とは、“類は友を呼ぶ”をこれまでの人生で何度か経験してきており、店主である自分自身が幸せであることが必要だと考えたからです。だからこそ、「生まめを まめに焙煎し 楽しく まめに暮らす」を実践し、この店にそこそこ人が立ち寄る場所になればと思っています。多くは望みません。 

とりあえず、10月まで無事に続けてこれました。感謝1感謝!