澄ヶ瀬ヤナ

 昨日から今日にかけて、台風9号が九州から中国、四国地方にかけて北上し、この地方でも強い風と断続的に激しい雨が降りました。そんな天気の中、あらかじめ予約していた上矢作町にある「澄ヶ瀬ヤナ」へ行きます。矢作川上流・清流の上村川沿いに期間限定で営業する「ヤナ」で、月曜日が定休日となっているため、祝日となる月曜日に運よく予約の取れたこともあって、3年ぶりの訪問となりました。

ヤナは、台風の影響で川の水量が多くなために取り払われています。そのため、ヤナ場で水遊びをする子供たちの姿を見ることなく、雨の降る中で焼き鮎や五平餅などを楽しみました。 

この澄ヶ瀬ヤナでは、中央に大きな囲炉裏があり、薪で45分程かけてじっくり鮎を焼き上げます。そのため、水分は少なくなるものの、頭から尻尾まで丸かじりできる柔らかさになっています。到着した頃には鮎を事前に焼き上げた後であったため、囲炉裏に70匹以上竹串に刺して焼いている光景は見ることは出来ませんでしたが、竹串を持って丸かじりする鮎は美味しい!
 秘伝のたれで焼いた五平餅、刺身コンニャク、稚鮎の天ぷら、小鮎の南蛮漬け、サービスの漬物を食べながら、久しぶりに夏の恒例となった食事をしたと満足したのでした。