朝のブルーベリー狩り

 妻が出勤前に店へ立ち寄り、花壇に植えてあるブルーベリーを摘み取っています。朝採れの果実は甘いとかで、摘み取ったものを私に託し、自宅に帰る際に持ち帰ってくることになっています。朝の短時間なブルーベリー狩りです。このブルーベリーも明日のヨーグルトに添えられます。

 このブルーベリーは、まめ蔵をオープンした2015年6月に、西陵中学3年B組の恩師が記念に植樹してくれたものです。毎年、数多くの実を付けるのですが、酸っぱくて食用にはしておりませんでした。ところが、7年目となるとブルーべリーの木は太くたくましくなり、実も明らかに大きくなってきました。食べてみると、熟したブルーベリーの実は酸味も少なく甘くなっています。そんな訳で、最近は妻がせっせと朝に収穫しているのです。

 花壇の花の手入れと同じく、生き物の世話が苦手な私は、花の植え替えやブルーベリーの世話をしたことがなく、全て妻に任せっきりにしています。花壇の植え替えの際には、苗や肥料を購入するのはもちろん、草刈や掃除は手伝うものの、小まめに雑草を取ったり肥料を与えることはしません。ですから、甘い実をつけたブルーベリーの実質的なオーナーは、妻だということになるのでしょうか。

 そんな7年目を迎えるブルーベリーのように、まめ蔵も7年目に入り、少しは美味しいコーヒーを焙煎できるようになったのでしょうか?相変わらずの成長しない店主であります。