古民家カフェ橘

先月、クラウドファンディングを活用し、中山道47番目の宿場になる「大湫宿」の新森川邸を活用し、古民家カフェ開業を目指すお客さまがいました。そのクラウドファンディングの目標も達成し、先日オープンしたての「古民家カフェ橘」を訪問したのでした。

「大湫宿」は標高510mの場所にあり、瑞浪市の中心部の標高が160m程と比べて高いことと、周りが山に囲まれ緑が多く、古民家カフェの中を通る風が心地よく感じます。なによりも、ソファから見える窓の外には、田植えを終えた稲の緑と山の緑が風に揺れる光景に癒されます。

オープン直後でまだまだ慣れないこともあり、メニューはドリンクのみのために、期待していたランチをいただくことは出来ませんでした。7月中はドリンクだけで店を廻しながら、8月から2種類のランチを加えていくということでした。古民家をそのまま利用するため、キッチンが狭くてどのように効率よく段取りをしていくか思案中とのこと。電話による問い合わせの多くも、「ランチありますか?」ということなので、次回の訪問はもうしばらく先にします。 

正直、瑞浪市の山の奥にある宿場町ということもあり、訪れる人は少ないだろうと思っていましたが、週末には意外に多くの方が訪れるということでした。コロナ禍前には、インバウンドによる海外の観光客が想像以上に多かったそうです。今後、どのように宿場町の古民家カフェとして、地域に浸透していくか楽しみです。