今日は時短営業

 今日は午後2時半にお店を閉め、地域の「津島様(つしまさま)」をお祀りする行事のために出かけました。今年度は区の会計を担当していることもあり、御供えや玉串料などを用意し、副区長さんに竹笹や設置をお願いて準備してもらったのです。

「津島様」とは津島信仰ともいわれ、愛知県津島市にある津島神社を中心とした東海地方に、「津島代参講」と呼ばれる講として各地に広がった神道の信仰です。毎年この季節になると、講の代表者が津島神社に代参して神札を受け、町内に津島神社を勧請して作られた祠(ほこら)に祀る行事が行われるのです。

近くの八剣神社の神主さんが店の常連なので、町内にある15ヶ所程ある祠を土日に半月かけて全て祈祷することや、「津島様」が疫病や厄除けの神様として親しまれていることを聞き、新型コロナウイルスにも効果を期待したいところです。あくまでも、「信ずる者は救われる」世界なので期待できませんが。

 区にある三ヶ所の祠を祈祷してもらうため、炎天下の中で立っているのは結構しんどいものです。毎日、店内でエアコンの効いた環境の中にいると、屋外は灼熱地獄といった気分ですが、水道工事をしている副区長さんから「全然平気ですよ!」なんて言われてしまうと、返す言葉が見つかりません。 

 こうやって私用で臨時休業や短縮営業をすると、「店、閉まってたじゃない!」と言われてしまい、いつも心苦しくなるのです。今日も帰り支度をしている間に、3台の車がユーターンして行くのを見ました。「申し訳ありません。」