リニューアル

 土岐市には、マスコットキャラクターが複数存在します。2007年の第11回どえらぁええ陶器祭りに、窯元めぐりのマスコットキャラクターとして登場したのが「とっくりとっくん」です。下石町入口付近の信号脇に、様々なポーズをとった「とっくりとっくん」が、40体ほどが設置されました。

2014年には、土岐市泉北山町の道の駅「志野・織部」が、美濃焼の魅力を発信する駅のマスコットキャラクターとして、「志野田茶太郎(しのだちゃたろう)」を制作します。さらには、2019年に、土岐市教育委員会のマスコットキャラクター「とき丸」(ときまる)の制作発表会が行われました。

多治見市が20078月に、当時、日本国内で最高気温(40.9℃)を記録したのをきっかけとして、市が企画した「うながっぱ」と異なり、マスコットキャラクター制作の経緯や制作した団体もバラバラです。その中でも、「とっくりとっくん」は、NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」で取り上げられた以降、マスコミニに数多く取り上げられており、マスコットキャラクターとしての認知度は高くなりました。

もともと、とっくり生産日本一といわれた土岐市下石町の裏山地区の有志が作成し、その有志の代表が私の同級生ということもあって、開業時に「とっくりとっくん」の制作を依頼したのです。駐車場入り口の看板下に設置していた「とっくりとっくん」は、温度計付のドリップポットで抽出しているポーズのものでしたが、いつの頃か子供が触って一部が破損していたのです。

陶器製の「とっくりとっくん」を屋外に設置しており、いずれは破損するだろうと思っていましたので、再び同級生に制作を依頼していたところ、今朝、「完成したから。」といって持ってきてくれました。店主と同じような丸い眼鏡をかけた「とっくりとっくん」が、丈夫そうなポットでハンド・ドリップをしております。店主の方がイイ男だと自負しておりますが、真偽は個人の判断にお任せします。 

リニューアルした「とっくりとっくん」ですが、意外に気付く人が少ないんだな~。