悔しいです!!

 今朝は在庫のなくなったリンゴのケーキを焼きながら、2種類のコーヒー豆を焙煎しました。その後、向かった先は明治村です。運動不足解消とボケ防止を兼ね、3月6日から行われている「謎解きアトラクション明治探偵GAME<オワリノハジマリ>」に挑戦してきたのです。難易度によりW・壱・弐・参・四・五があるのですが、四以降は参を解決しなければ挑戦できません。過去にも同様の謎解きアトラクションを行っていることから、今回も参のレベル(難易度★3つ)を選択しました。

 明治探偵GAME<オワリノハジマリ>の依頼書参には、

・ストーリーブック(A5サイズの両面印刷物)

・引き札 3枚(縦7.5cm×横10.5cm)

・桃園新聞(A5サイズの新聞を模したもの、白黒両面印刷)

・予知夢シート(A5サイズの両面印刷物)

・予知夢アイマスク(黄色、目が印刷されている)

のグッズが入っており、ストーリーブックに記されている順に引き札から謎解きを始めます。

 引き札壱から、桃園新聞の「人ガ指差ストコ」を見て、地図上にある建物を見つける。

 引き札弐から、桃園新聞のに書かれた建物とヒントのある場所を見つける。

 引き札参を使って、桃園新聞の一部を「海ヘ変ワル」にし、建物を特定。

それぞれの建物のあったヒントの文字を引き札参の裏面に当てはめ、桃園新聞を使って日付と対象を予知夢シートと予知夢アイマスクで表示し、次の場所を探すと犬の置物とともに新たなヒントが。その新たなヒントを使って、桃園新聞を何度も折ったり曲げたりします。そうすると日付と人物が判り、再び予知夢シートと予知夢アイマスクを使って建物の場所が分かるという、こんなことを何度も繰り返し、なかなかゴールが見えてきません。

 ヒントの建物には、何とか大詰めらしいヒントが登場。そこに書かれた文章の中の赤い文字をストーリーブックの空欄に埋め、引き札を指示通りに折り曲げていきますが、引き札参をどうやって折って良いのか分かりません。ここまで結構歩いているので、機能しなくなった脳に糖分を補給しようと、売店で「文明開花のあんぱん」を買い求めました。

 この「文明開花のあんぱん」は、春日井市高山町の「天然酵母パン&カフェいっぽいっぽ」と共同開発したもので、明治時代のあんパンのレシピを参考に、天然酵母(酒種)を使ったパン生地で北海道の十勝産の小豆で作った粒あんを包んだものです。明治天皇に献上されたあんパンにならい、へそ部分に桜の花びらの塩漬けをあしらっています。粒あんがたっぷり入って美味しいのですが、一個300円(税込)は庶民には高く感じました。

 そうやって脳に糖分を補給中、雨がポツポツと降り出します。妻から「雨が降ったら洗濯物を取り込んでおいて!」と言われていたことを思い出し、集中力がポツンと途切れてしまいました。まだまだ謎解きの先は長そうなのに、2時間以上歩き回って疲れている上に、集中力も無くなって途中断念です。完全な挫折です。ザブングルの加藤のように「悔しいです!!」、そして、コウメ太夫のように「チクショー!!」を連呼しながら帰路に着くこととなりました。

 次回、再挑戦を誓って帰ってきましたが、このような挫折を味わうと立ち直るのに時間がかかりそうです。せっかくの定休日にストレス発散どころか、ストレスを溜めてしまってと妻に話すと、「普段は好きなことやってストレスなんか無いでしょ?」と言われ、確かにそうだと納得です。でも、「悔しいです!!」