学生達からの感想文

57日に、中京学院大学瑞浪キャンパスの短期大学部健康栄養科で、「フードデザイン」履修学生にコーヒーについて話をしてきました。今日は、その担当学科の先生からお礼文とともに、学生達の感想文が送られてきたのでした。

 感想文は出席者28名のうち23名分、昨年の用紙サイズの半分となっているところを見ても、先生方の日頃のご苦労が目に浮かびます。さすがに、全て平仮名で書かれている文章はないものの、明らかに同じ文章が幾つか見受けられます。ネパールを中心とした留学生達が、遠く離れた日本で飲食の分野を短大で学び、3年目から経営の分野へ編入して母国や日本で開業を目指し、または、日本の飲食店で働くことを目標にしているのです。

 そんな学生達にコーヒーの話をすることが、いったいどんな意味を持つかは分からないものの、自分自身が人に「伝える」という行為を得て、再び学ぶ機会を持つこととなりました。拙いとも感じられる日本語の文章を読みながら、仮に逆の立場となったならば、などと想像しながら学生達に伝えるべきものは他に無かったのだろうか?と考えてみるのです。 

 一期一会に生き、日々是好日と暮らせたら良いのですが、日々迷うことばかりです。