ポスティング

 朝、店の入り口を開けようとすると、土岐市役所からのポスティングされた封筒が挟んでありました。内容は、土岐市新型コロナウイルス対策本部からのもので、「岐阜県独自の一時支援金について(お知らせ)」とのタイトルがついています。概要は、まん延防止等重点措置区域において、終日、酒類の提供とりやめた飲食店等の事業者に10万円(1事業者当たり)支給するというもので、令和3516日(日曜日)から令和3531日(月曜日)【16日間】(※令和3518日までに要請に応じて頂いた場合も支給対象とします。)酒類の提供は終日行わないことが条件となっています。

先日も、営業時間短縮要請と協力金という内容で、59日(日)から531日(月)の間、5時から20時までの時短要請し、終日、酒類の提供を行わないことや、カラオケ設備の利用自粛をすれば、1店舗あたり中小企業:3万円~10万円の協力金というものもありました。いったい、岐阜県独自の一時支援金や協力金の分かりにくさで事業所の混乱が想像できます。

もっとも、これまで一時金や支援金を申請したこともありません。そもそも、17時で閉店のうえに酒類を提供していないのですから、何一つ対象となっていませんから当然です。ポスティングされた文書を見ても、最後に、「※このお知らせは、店舗における種類の提供の有無を確認してお知らせしたものでは無いため、対象とならない場合もあります。」とあります。 

今日まで一度も同様のポスティングや案内が届いたこともなく、今回だけお知らせが個別に届いたことが不思議なのです。「どうぞも、もらってください!」といった雰囲気が嫌な気分になります。本当に届けなければいけないところに支援が届いてもらいと思いながら、宛名の無い封筒を眺めているのでした。