テレビ番組の話題から

先日、お客様とカウンター越しでお話をした際、NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」で埼玉県の深谷市が紹介され、その中で、日本にはまだ2030台くらいしかない焙煎機が登場したという話題が出ました。それは、ローリング社の焙煎機(S15ファルコン)なんだろうなと聞いていると、以前に放送された番組では、南米の標高2000m程の高地でゲイシャを栽培する農家があり、そのコーヒー豆を日本人のバイヤーが買い付けに行くという内容だったといいます。標高2000mでゲイシャ、それって丸山健太郎氏の話じゃなかったっけ。そんなことを考えていると、「録画したものをDVDにコーピーしてもってくる。」と言って帰られたのでした。

 そして、ほどなくしてDVDを届けて頂いたので、自宅に帰って見てみたのです。てっきり「鶴瓶の家族に乾杯」だと思ってみたら、JUJUと三浦春馬が登場しています。どうやら、後半に話題となった番組ですが、何年も前の番組のようです。タイトルを見ると、NHKの「世界はほしいモノにあふれてる アメリカ・南米 秘境へ!究極のコーヒーを求めて」(20191010日放送)でした。目利きバイヤーに密着したドキュメンタリーで、欲しいものや行きたいお店が続々登場し、そのバイヤーなのが丸山珈琲の丸山健太郎氏というわけです。

 いずれの番組も視聴していなかったのですが、丸山健太郎氏がボリビアへ行って標高2000m程の農園に行く光景を見て、「そういえば、2018年の9月にお台場のイベントで見た農園だ。」と思い出しました。丸山珈琲主催の「Discover Coffee Theater」がお台場のシネマ会場で開催され、SCAJ2018のイベントの帰りに立ち寄ったのです。

丸山珈琲のイベントは、20174月から行っている「Discover Coffee Project 」の一環で、「Discover Coffee 」の世界を五感で体験できる一夜限りのイベントという触れ込みで、産地で撮影されたフィルムやバリスタ世界大会での挑戦をおさめたムービーの上映、浜渦正志氏作曲によるムービー楽曲の生演奏など楽しむ内容でした。

 その際、番組でも取り上げられたボリビアの天空の農園と言われる、アグロ・タケシ農園の「カルロス・イトゥラルデ ゲイシャ」のコーヒー(粉16g)をイベント終了後にお土産としていただいたり、イベント前には会場内でゲイシャが振る舞われました。けれど、その時のゲイシャの印象は強く残ってはいません。2014年の12月に飲んだカフェ・バッハのエスメラルダ・ゲイシャの印象が強く残っていたからなのでしょう。 

カウンター越しのテレビ番組の話題から、少し前の出来事を思い出すDVDを頂くことになりました。そういえば、三浦春馬も亡くなって1年近くになるんだよな~。