ネモフィラガーデンへ

お客様から花フェスタ記念公園(岐阜県可児市瀬田)のネモフィラの花が見ごろになっていると聞き、午前中に眼科へ行った後、車を可児方面に走らせました。

 花フェスタ記念公園はバラ園で有名なのですが、バラはまだ蕾もない状態で、西ゲートに車を置いてから東ゲート近くのネモフィラガーデンへ行くまでの間、見所もないまま歩き続けます。ネモフィラガーデンへの看板が見えた頃には、ベニバナトキワマンサクの花が満開に咲き、チューリップが迎えてくれました。

 チューリップを横目に少し上り坂を歩くと、約3000平方メートルの広場に約8万株が植えられたネモフィラが目に飛び込んできます。直径2~3センチほどの青い花がびっしりと広場を埋め尽くし、春風に揺られている中を来園者がのんびり散策をしながらスマホやカメラで撮影を楽しんでいました。私は園内に特設された売店で「青の絶景パフェ」(700円)を購入し、景色よりも甘味を楽しみます。

 ネモフィラで有名なのが、茨城県の国営ひたち海浜公園にある、約530万本のネモフィラが植えられた「みはらしの丘」です。青一色に染め上げ、空と海と丘が一体化したかのような絶景パノラマが広がる光景がテレビで紹介されています。それと比べたら規模は小さいものの、身近にネモフィラを楽しめる素敵な場所です。 

 ネモフィラはアメリカ原産の花です。日当たりと水はけのよい場所なら育つため、どこでも根付きやすいようです。そのため、花言葉でも「どこでも成功」というものがあります。何だかその花言葉を知るだけでも元気が出てくるではないですか。