再び冬ソナストリート

 昨年の12月初めに訪れた各務原市の「冬ソナストリート」は、雨風でイチョウの葉は多くが落ちてしまい、黄色の絨毯といった状態だったこともあり、今年は美しいイチョウ並木を見ようと1週間前に出かけてきます。事前に、お客様から情報収集していたので、多少期待を持って各務原市の「学びの森」の駐車場に車を停めました。 

 車から降りると、イチョウ並木から離れているのに銀杏特有の匂いが香ります。先日訪問した祖父江のような銀杏の産地であっても臭わなかったのは、銀杏の実を踏みつけていなかったためで、ここ各務原市のイチョウ並木には多くに人々に踏まれた実が落ち葉の間から見つかります。 

 そして、今年は昨年以上に残念な光景が待っており、約300mのイチョウ並木の半数の木には黄色い葉は微塵もなくなり、枝が残るだけとなっていました。かろうじて、市役所方面の一部が「冬ソナストリート」っぽい感じが残っており、その周辺に多くの方が記念写真を撮っているのでした。 

 ここ「学びの森」は、日当たりのよい大きな芝生広場と、木々や竹林に囲まれた緑豊かな公園です。公園内に遊具はなく、ビオトープ池や、イチョウ並木、カフェを併設しているのが特徴で、お散歩やピクニックでのびのびとくつろげることから、公園内には小さな簡易テント張って休憩する人なども目立ちます。 

 そこで、隣接するカフェの「カカミガハラ・スタンド」でコーヒーと蒸しパンを食べて休憩です。コーヒーはブレンドのみだったのでMサイズを、そして、クリームチーズの蒸しパンとともに一息入れましたが、作り置きのポットからカップに注がれたコーヒーの香りは少なく、ちょっと残念なものでした。 

 イチョウ並木もコーヒーも残念でしたが、次回訪問する時はベストな紅葉を狙い、コーヒーは珈琲工房ひぐちで飲むことにします。