500回記念ブレンドを飲む

 最近、「読書の秋」を実践し、毎朝お店の開店準備ができると、最初のお客様が来店されるまで本を読んでいます。そんな朝、宅配便の車が停まりました。「何も注文していなかったはずだけど?」と、疑問に思いながら届いた包みを見ると、差出人は西尾市のフレーバーコーヒーです。中身は「週刊フレーバー500回記念ブレンド 深い初恋」でした。なるほど、お祝いに贈った花のお返しなんだ!早速、まだ誰もいない店内でコーヒーを淹れて楽しむことにします。 

 週刊フレーバーを通じて色々なことを知り、それが縁で、今まで出会ったことのない人と関わりを持つことになったことに感謝し、ありがたく記念のブレンドを飲み干します。でも、「なんで、記念のブレンド名が深い初恋なの?」初恋とは縁遠くなった還暦過ぎの私には、初恋も、さらに深い初恋も想像すらできません。だから、美味しく飲んだものの、ブレンド名の意味するところも分からずにいたのでした。 

 午後になって二杯目の記念ブレンドを飲んだ際、「とりあえずググってみるか。」と、「深い初恋」で検索してみます。すると、「二度目の初恋は、激しく深く。」というコミックが出てきます。確かにこれなら、「深い初恋」の意味としては感覚的に理解できそうです。じゃあ、誰が二度目の初恋をしたの?・・・何だかどんどん横道に逸れていくので、それ以上ブレンド名の由来について拘ることを止めます。コーヒーは美味しく飲めればいいんですから。 

 ちなみに、まめ蔵のブレンドは「まめ蔵ブレンド」一種類のみです。季節に合わせたり、情緒に訴えるような商品名ではありません。ですから、ネーミングの意味等、何も考えずお飲みいただけます。でも、気になるな~。 

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    帰山人 (金曜日, 18 9月 2020 19:19)

    【深い初恋に関する浅い話】
    フレーバーコーヒーの定番ブレンドにキリマンジャロベースの「小さな初恋」があります。これらのこっぱずかしい名前の定番ブレンドの各々に、近年はガテマラの深煎りを2割加えたものが新定番としてあります。「小さな初恋」8割+ガテマラ深煎り2割の新定番ブレンド名は「小さな深煎り」です。ということで、今回の深煎りキリマンジャロを使った「週刊フレーバー500回記念ブレンド」では、元の「小さな初恋」をもじって使おうにも「小さな深煎り」は使えません。残るは「深い初恋」しかないわけであります。(以上は、当事者に未確認の推論ですが、確かめる必要もないほど明らかに安易なネーミングであります:笑)

  • #2

    まめ蔵 (金曜日, 18 9月 2020 19:42)

    納得!深煎りだけに深く考えすぎでした。