消毒費用

 コロナ禍により毎日自粛中のような生活で、どこかに出かけたくてウズウズする日々です。しかし、何処行くあてもないため、いっそご馳走でも食べようと、日曜日に姉夫婦を誘って駄知町にある「四季彩料理 藤美」へ行ってきました。子供たちもしばらく帰ってこないことから、久しぶりの会席料理を楽しみます。(美味しかった!) 

 そんな楽しい会食の場でも、話題の中心は新型コロナアウイルスです。その中で、感染者が出た場合の施設などへの消毒作業に、専門業者へ依頼するとかなりの高額になるという話が出ました。確かに、これまでクラスターが発生した病院や商業施設では、再開に向けて専門業者によって消毒が行われたと聞きます。あってはならないけれど、万が一「まめ蔵」に感染者が出入りしていたことになれば、他人事ではありません。そこで、少し調べてみました。 

 新型コロナウイルスの除菌消毒を行う業者はいろいろ有り、食毒液に使用する薬剤や価格もバラバラです。消毒を行う規模によっても差があるようですから、実際、どこを選んでよいのか分からないというのが本音です。 

A社 

ダイヤモンドプリンセス号の除染消毒を行った実績あり。 

使用薬剤:加速化過酸化水素 

料金:ダイヤモンドプリンセス号と同等レベルの作業方法の場合、床平米6000円で、オゾン燻蒸、ドアノブ、手摺、机・イス、床、壁、バイオ仕上げと細部に渡って行われます。 

B社 

東海地区で最もレベルの高い除菌消毒サービス提供するというフレコミ 

使用薬剤:次亜塩素酸水 

料金:5LDK/6DKの広さで、アパートマンションの場合は105000円、一戸建・メゾネット125000円 

C社 

関東を中心とするエリアが主 

使用薬剤:塩化ベンザルコニウム・次亜塩素酸・アルコール(70%)など 

料金:5LDK/6DKの広さで、アパートマンションの場合は180000円、一戸建・メゾネット200000円 

事務所・施設・店舗の場合は、 (例)81150㎡で施工面積×単価@900 

 新型コロナウイルスによる患者が発生した場合、保健所が疫学調査を行い、感染拡大のおそれがある施設に対して消毒を指示します。消毒は、保健所の指導のもと、以下のいずれかの方法で実施されるようです。 

(1)その場を管理している者(管理者)が消毒する

・自宅の場合は患者もしくはその家族

・会社の場合はその会社の職員 

(2)管理者から消毒業者へ消毒を依頼し、業者が消毒する 

 どちらの方法にしても消毒にかかる費用は自己負担となります。自治体によっては消毒に係る費用の補助金を出すところもあるようですが、土岐市においては具体的な文書を探すことが出来ませんでした。先ずは、お店に感染者が来店されるケースがあったとしても、他のお客様に感染させない。自分自身も感染しないことが一番求められることになります。