岐阜県の感染者

 岐阜県によれば、4月3日、県内の新型コロナウィルスの感染者が新たに、岐阜市、関市、土岐市で判明し、累計40名の感染となりました。その中で岐阜市若宮町の飲食店「シャルム」がクラスター(集団感染)の発生場所だと言われています。土岐市においても、愛知県警に関係する方が感染源となって、家族二人が新たに感染の確認がされ、その職場関係者の中に濃厚接触者がいないか調査中のようです。 

そんな日々変わる情報は県内の感染者数の推移を見るとよくわかり、2月26日に初めて1名の感染者が判明してから、4月3日には40名まで急激に増加しました。3月上旬までは岐阜県の人の多くが、愛知県での感染者数増加を他人事のように思っていたのではないでしょうか。「まだ大丈夫。田舎だから。」といった勘違いが、いまでは間違っていたことに気付くのです。 

「まめ蔵」では、4月1日より多数での入店をご遠慮いただく、実質入店制限を行っており、グループでの入店が減少し、2名、1名での利用が大半を占めきました。本意としては具体的に2名までの入店制限をしたいのですが、結果的にはそれに近い状態になっていることから、しばらくは現状のまま継続しようと考えています。 

常連の方々から戸惑いもありましたが、お店としての姿勢を理解していただいています。中には、「そんなことまで考えている店は他に無いよ!」とお褒め頂ける方もあり、正直心強い思いがしました。 

幸いにも閑古鳥が鳴くこともなく、毎日何名かの方がコーヒー豆を購入されるため、焙煎をしながら有意義な時間を過ごしています。こんな時間も悪くない。