月末なので

 月末ということもあって、コーヒー豆の販売状況を調べるためにデータ入力してみると、例年減少する夏場7月の売り上げが6月と変わらないことが分りました。やはり、東海地方の梅雨明けが平日よりも7日遅く、昨年よりも19日遅かったことから、長雨による気温低下がコーヒー販売に好影響を与えたのかもしれません。

 そんな事を考えながら在庫の少なくなった「りんごのケーキ」を焼いているのですが、ふと、「ケーキ類の全体に占めるシェアは調べてきたけど、個々の商品の割合ってどうなっているんだろう?」と考えます。いつも在庫が無くなる前に作り始めるだけで、意外と無計画に作っているのです。どちらかというと、コーヒー豆の焙煎が最優先で、ケーキやクッキーはカッコ付けに常備しているというか、「女性ウケに準備しなけりゃダメだろう!」という発想から用意しています。(作るのも楽しいしね)

 だからといって、洋菓子職人(パティシエ)には程遠い技量なので、家庭でも作れるような品ばかり数種類しかありません。色的には華やいだ物はなく、全体的に茶色い物が多いののも、いかにも素朴な感じなのですが、材料だけはケチらないように心掛けています。

 年間通じて提供している物は、ロールケーキ、りんごのケーキ、ガトーショコラ、プリンといったところで、それ以外にシフォンケーキやパウンドケーキ、コーヒーゼリーも作ったりします。また、季節感を出すために、ロールケーキには季節の果実を使用してはいるものの、正直新鮮味がないと言えばそうなります。ただ、お客様から「美味しかった!」と言われるので、懲りずに作り続けている訳です。

 実際にグラフにしてみると、ロールケーキがコンスタントに売れており、夏場にプリンが普段より多く出るなどの特徴が見られるものの、年間を通じての売り上げ変化の関連性は良くわかりませんでした。グラフを見ながら、もっと特徴のあるケーキを作ったり、商品構成に工夫が必要なのだろうかと考えてはみるものの、定番商品というのもありかと、品揃えはしばらく固定していこうと思ってみるのです。

 明日から夏本番の8月が始まります。せいぜい夏バテしないように、焙煎、ケーキ作りと楽しみますか!