6月最後の日

 6月も今日で最後となり、なんと早くも1年の半分が過ぎようとしています。今年前半は「平成最後」のキャッチフレーズで各分野が盛り上がり、5月には新しい元号「令和」が始まったことにより、「令和初の○○」という言葉が連呼されてきました。最近は、こんな元号フィーバー(古いか?)も少し落ち着きを取り戻してきたようです。今後は、国政選挙を控えて、政治の世界を中心にマスコミが騒ぎ立てるのでしょうね。それとも、不倫、覚醒剤、闇営業などの芸能人ネタで盛り上がるのでしょうか?

 そんな訳で、コーヒー豆の販売推移について、今年前半を振り返ってみるとします。ほぼ、毎年前年を上回る状態が続く傾向には、ただただ、お客様に感謝するしかありません。一時的に大きく増えることもなく、微増ながらも増加傾向になっていることに正直安堵しています。人生を楽しむために始めた珈琲屋ですから、この店を気に入っていただいている方と、コーヒーを通じての会話が増えることは、楽しみが増えることになる訳であり、何事にも替え難い喜びです。

 4月は大型連休の影響もあってか、買い控えによる多少の減少もあったものの、5月・6月には影響は見られず、微増となっていることから、こんな状態が続けば良いと思っています。店舗を増やすとか、全国的に有名になるとか、そんな野望なんて元々存在せず、自分の生まれた町で、「生まめを まめに焙煎し 楽しく まめに暮らす」を目標にしているため、一過性の販売増は望んではいないのですから。

 気になるのは7月です。これはコーヒー豆の売り上げを気にしているのではなく、自分自身の気持ちの問題です。明日から5日間臨時休業しますが、開業以来3連休はあるものの、5連休というケースは初めてのため、これまでどおりの精神状態で続けられるか少々気になっています。サラリーマン時代なら「やった!リフレッシュだ!」などと喜んだであろう連休も、今では毎日お店に出かけることが楽しみとなっていることから、逆の心理状態になるのです。まったく不思議な感覚です。

 そんな気分のまま、2019年後半となる7月を迎えます。