連休を振り返る

 連休を振り返るといっても、明日の6日が残っていますが、お店の定休日が月曜日なので6日は休みとなり、一日前倒しで振り返ることになります。今回の連休は改元にあわせ、427日(土)から56日(月)までの最長10日間となり、昨年の428日(土)から56日(日)に比べて連続していることから、多くの企業で長期連休となりました。

 このような連休が続くことが稀なこともあって、お客様の来店・購買状況が読めないこともあり、コーヒー豆の焙煎量について迷うことが度々あったのです。そこで、昨年の連休と今年の連休の来店数とコーヒー豆の販売状況をグラフにし、どのような違いがあったのかを確かめてみます。ちょうど、定休日を含めると、今年も昨年も営業日は8日となるため、比較しやすいこともあります。 

 連休の来店数は昨年より全体で1割ほど減少しており、5月に入って来店数が急激に増えた昨年と異なり、今年は意外に平準化しています。これは接客していても感じたことで、配膳と食器洗いに忙殺された昨年のようなことがなく、比較的マイペースで一日を過ごすことが出来ました。大型連休といっても、結局、安・近・短の休日を過ごす方が多かったのかもしれません。お客様から、「家にじっとしているのも疲れちゃう!」といった声が聞かれるくらいですから、即位関連のテレビ番組を見ながら、ダラダラと過ごしていた人が多かったのかな? 

 そんな来店数の減少とは逆に、コーヒー豆の販売は伸びており、昨年の1.5倍程の増加となりました。ただ、前回のブログで分かるように、4月の販売量が伸び悩んだことから、5月に繰り延べとなったと考えれば辻褄が合い、簡単には喜べない気持ちがします。

 連休中には、普段来店されることのない、帰省のため遠方から来られた方もあり、関西弁や三河弁など入り混じった会話を楽しむことが出来ました。中には、「秋の陶器祭りの際に見つけ、もう一度来たかったんです。」とか、「来年も必ず来ます。」なんて言葉をいただくと、小さい珈琲屋ながらも、続けていく励みになるというものです。 

こんな感じで、連休を振り返ったのかどうか分からない状態ですが、明日の定休日はゴールデンウイーク気分を少しだけ味わいに行こうと思います。