お土産のコピ・ルアック

 インドネシアへ長期出張に行っているお客様が一時帰国の際に来店され、「お土産です!」といって頂いた物は、EXCELSOKOPI LUWAK100g)コーヒーでした。先日の「板コーヒー」に続き、なんと有難いことでしょうか。

 このEXCELSOというメーカーは、インドネシアの高めローカルコーヒーです。ローカルなのだけれどパッケージがお洒落で、外国人向けのスーパーやショッピングモール、空港といった所に支店があるようです。また、「カフェExcelso」も各地にあって、スタバと競合しているんだとか。

 今回頂いたKOPI LUWAK100g)は275,000ルピアというから、約2,200円といった感じでしょうか。ちなみに、EXCELSOで販売している他の商品を見ると次のように

KALOSI TORAJA200g 49,500ルピア (400)

ROBUSTA GOLD200g 25,000ルピア (200)

JAWA ARABICA200g 42,500ルピア (340)

ARABICA GOLD200g 39,000ルピア (320)

 ですから、100g約2,200円だと200gでは約4,400円となり、10倍から20倍も高額になります。インドネシア人の平均月収は日本円で月3万円ほどと言われていますから、いかに高いコーヒーか分かるというものです。

 お店でコーヒー豆を購入されている方だったので、新しいコーヒーを買いたいと製造年月日を見て買われたそうで、「180319」のシールと、「EXP 050919」を確認したとのこと。インドネシアでは日//年の順に表記されることから、製造年月日が2019318日、消費期限が201995日ということになるようです。

 お客様もこのKOPI LUWAKを飲んでいないというので、さっそくコーヒーを淹れることにしパッケージを開けると、中深煎りから深煎りに近い豆が現れます。香りに強い違和感もなく何だか拍子抜けな感じを持ちながら、いつもどおりにコーヒーを淹れて飲みましたが、普通に深煎りの豆らしい香ばしさに、ほのかに華やかな香りを感じます。

 パッケージには「INGREDIENTS 100% Luwak Arabica Coffee」と書いてあったものの、お客様は「本当にコピ・ルアック100%か?」と尋ね、間違いないという店員の返事だったそうですから、確かにコピ・ルアックなのでしょう。お客様と顔を見合わせながら「こんなもんでしょ!」と妙に納得したのでした。

 お店に居ながら楽しい経験ができる日々が続きます。ありがたい!ありがたい!