横浜の夜景

 桜木町のホテルから見た横浜の夜景です。「よこはま・たそがれ」(五木ひろし)ばりに、黄昏ている訳でもなく、「追いかけてヨコハマ」(桜田淳子)のように追いかける人の名が、「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」(ダウン・タウン・ブギウギ・バンド)のヨーコでもありません。次女の結婚披露宴のため日曜日に横浜へ行き、無事にお開きとなった後、桜木町のホテルで一息入れたところです。 

 二人の娘に恵まれ、親として成長させてもらい、二人とも親元を離れて独立することが出来、大きな役目を勤め上げることとなりました。淋しさよりも、正直、安堵したといったところです。ですから、盛りを過ぎて生気のない人を表す「たそがれ」の気分でもなければ、昔を思い出して過去へ追いかける気分でもなく、「明日から焙煎するぞ!」ってな気持ちで夜景を眺めていました。 

 親として、一人の人として恥じぬよう、一生懸命に生きることが所謂「背中を見せる」ということだと思ってみるのでした。