改名

 これまで、ナチュラルモカ風味が広がる、エチオピアのイルガチャフィー・チェレレクトとして扱っていた豆を、名前を「セラムG1」と変更して販売します。別に私個人が名前を変えた訳ではなく、生豆商社が新しく入荷した分から変更したので、手元の在庫が切り替わるタイミングで変えました。

 イルガチャフィーはエチオピアの中で有名な産地の一つですが、生豆の調達を行う流通経路や手順など複雑なようです。今回は、そうした手順の変更に伴う改名ということでしょうか。従来通り現地のモプラコ社に依頼し、オークションで高品質原料を調達し、その後脱殻、選別をおこない作り上げているそうです。

 ちなみに、セラムとは、アムハラ語で「平和」という意味なんだとか。政情不安のあるエチオピア国内も含めて、世界が平和でありますようにという願いが込められており、いかにもエチオピアらしさを感じると同時に、そうした場所でコーヒーが生産されている事実を噛みしめたいものです。

 とりあえず、こんな感じでお知らせまで。